別れてからも、A子は小澤の家にやってきた。

写真をバラまくと脅してくるので、合鍵を返してほしいと強く言えなくて……。A子さんにとっては、“別れたけど私のモノ”みたいな感覚だったと思うんです。僕が女性と会うことを嫌がり、LINEの履歴は全部見られました。仕事のスケジュールも全部伝えて、すべてを無理やり管理されていた状態です。スケジュールにない仕事が判明すると、また“写真をバラまく”と……」

勝手に家に上がったA子が奇声を上げたことで警察が駆けつけた
勝手に家に上がったA子が奇声を上げたことで警察が駆けつけた
【写真】「ろうそくして」A子の猟奇的なライン、小澤が受けた暴力痕

 A子が大声で叫んで近隣住民に通報されたこともあり、昨年11月28日には警察沙汰になった。A子による自殺未遂があったとされる日である。

「この日はA子さんと会う約束などいっさいしておらず、男友達と焼肉を食べて、スーパー銭湯に行きました。風呂から上がって携帯を見たら、驚くほどの着信履歴が残っていて……。彼女は“僕が女と遊んでいるかもしれない”と疑って、それが許せないという状況でした。“ビデオ通話をしろ”と言われて従ったら、A子さんは僕の家の中で包丁を握りしめている。それで“今すぐ帰って来なかったらここで死ぬ”と言い始めて、叫び声をあげて、暴れ出して……。恐怖を覚え、家に帰れなくなりました。そのときの様子は録音してあります

500万円は今も返金されず

 手に負えない状況になり、小澤は警察に相談することを考えた。マネージャーに相談すると反対され、まずA子の所属事務所と話し合いをすることに。

「しっかりと向き合っていなかったことをお詫びをしたうえで、A子さんの言動で困っていることを伝えました。彼女のマネージャーからは“本当に申し訳ない”“500万円は必ず返す”と言っていただきました。そしてホテル住まいを進言されたこともあり、その日はホテルに泊まりました。A子さんの束縛から解放された気持ちになり、そこに女性を呼んだのは事実です。今考えると、本当に軽率なことをしたと思っています……」

 11月30日、小澤は荷物を取りに自宅に帰った。

ドアを開けると、家が荒らされていました。冷蔵庫やカーテンにマジックペンで落書きがされていて、ソファーや壁一面にペッパーソースがかけられていて……。僕の服にも落書きがあって、めちゃくちゃにされていました

 8か月たった今でも、500万円の返金はされていない。

 そして、A子の自殺騒動を受けて、彼女の所属事務所に相談した日から約半月後の12月12日、小澤は『文春オンライン』の直撃を受けることになる――。

【独占】小澤廉、元JK恋人の文春告発は「事実1割ウソ9割」彼女から届いた恐怖のメッセージ #2へ続く。