木村のスケジュール変更でドタバタに

「7月下旬から1か月ほど、来年Huluで配信されるドラマ『THE SWARM』の撮影でイタリアに行くことになり、予定していた撮影期間と重なってしまったんです。この作品は木村さん主演ではないので、スケジュールを遅らせることもできなかったのでは」(芸能プロ関係者)

 海外での撮影に加えて、もうひとつ“誤差”が出てしまった。

9月下旬から12月まで東映の時代劇映画の撮影が入ったんです。木村さんが織田信長役を務めるこの作品は、以前から彼が“絶対にやりたい”と意気込んでいた。前後にこれだけ仕事が入ったうえに、連ドラもやるのは難しい。フジテレビも諦めざるをえなかったのだと思います」(同・芸能プロ関係者)

 木村の身体の“負担”を憂慮した結果、連ドラ化は見送られることに。ただ、当初予定していた枠が空いてしまったことで、フジテレビは新たな作品探しを迫られた。

「木村さんに代わって、スケジュールの都合がつく主役を誰にするかで現場はバタバタだったそうです。6月ごろ、江口のりこさんが主演を務める『SUPER RICH』に決定しましたが、キャスティングはかなり難航しましたよ」(前出・フジテレビ関係者)

 一連のドタバタ劇によって、『教場』の演出を手がける中江功氏も影響を受けた。

春ごろからスケジュールを空けていたのですが、ぽっかり空いてしまった。今年6月に上演された舞台『新・熱海殺人事件』の演出を手がけましたが、『教場』の撮影がなくなってしまったので引き受けたのでしょう。

“これまで舞台演出のオファーを断り続けていた中江さんがなぜ?”と業界内で話題になりましたからね」(舞台関係者)

 中江氏にとっては、不幸中の幸いだったのかもしれないが、待ち望んでいた作品がなくなったのはショックだったに違いない。

 9月初旬、『教場』の連ドラ化がなくなったことについて話を聞くため、都内にある自宅から出てきた中江氏を直撃した。