2013年版の『半沢直樹』の最終回、堺雅人(47)演じる半沢直樹が、香川演じる大和田常務が犯した不正を突きつけ、涙ながらに土下座を迫る。大和田はあまりの悔しさに歯を食いしばり、全身を震わせながら、最後にはヒザをつき、ついに土下座をするというクライマックスシーンはあまりにも有名だ。

「セロイに土下座を迫っていたチャン会長が土下座する、というシーンは『半沢直樹』のそれと極めて近い感じがする。しかもそのシーンを大和田常務を演じた香川さんがやるとなったら、さらに『半沢直樹』のイメージが乗っかりますよね。

 それで、『梨泰院クラス』の中でもとても重要な、シリアスな場面にケチがついてしまったとしたら、とても残念ですよね。

 ただ、圧倒的な演技力を誇る香川さんだったら憎たらしいチャン会長役がぴったりハマるでしょうね。当然、テレビ朝日サイドも『半沢直樹』との被りは意識しているでしょう。ストーリーやシーンの変更、調整をしつつ、名役者の香川さんに出演をお願いしようと考えているのではないでしょうか」(前同)

 来夏放送予定だという『六本木クラス』で、憎たらしい男・香川の土下座は再び見られるのだろうか!?