「“小室眞子さん”は、宮邸から都内のマンションにお住まいを移され、パスポート作成やビザの発給など、もろもろの準備を進められることになると報じられています。すべてが整う約1か月後に渡米して、小室さんとはアメリカで新婚生活を送る、といったスケジュールになるでしょう」(前出・皇室担当記者)

 では、眞子さまがお暮らしになる可能性のある“都内のマンション”とは、どのような物件になるのだろうか。

「元皇族の方が住まわれるのであれば、何より安全で警備しやすいエリア、そして管理体制が充実した物件であることが望ましいでしょう」

 とは、住宅ジャーナリストの山下和之さん。

1か月で「100万円」の家賃

三井不動産、三菱地所、住友不動産の業界大手3社が所有するマンションの最高級ブランドシリーズが適当だと考えられます。50戸以下の小規模物件が中心で、所有者も高所得者層がほとんどであるため、安心して住むことができると思います。

 臨時的なお住まいであれば、六本木にある高級ホテル『リッツ・カールトン』が運営するレジデンスも考えられます。家具つきで、ホテル仕込みのサービスが徹底されているため、初めてのひとり暮らしでも安心です」(山下さん)

 このように、家具や調理道具などの生活用品が備えつけてある賃貸マンションのことを“サービスアパートメント”という。

 住宅評論家の櫻井幸雄さんは、こう解説する。

週刊女性がスクープした初のツーショット。ペアのリングとブレスレットを身につけ、横浜デート後に電車内で密着('16年10月)
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【写真】眞子さまと佳子さまの麗しすぎる自撮りツーショット

「ホテルとマンションの中間のような位置づけで、外国企業の方が日本出張などの際に利用されることが多いです。2週間や1か月単位などで契約できるため、眞子さまが短期間滞在される場所としてふさわしいのでは。

 サービスアパートメントの多くは、大手の不動産会社が管理しています。元皇族の方が、個人が所有する物件を借りられるとは考えづらいため、その面でも好都合でしょう」

 具体例として、東京タワーの近くにある森ビルの『愛宕グリーンヒルズフォレストタワー』や、住友不動産が管理する芸能人御用達のマンションシリーズ『ラ・トゥール』などを櫻井さんは挙げ、こう続ける。

「セキュリティー面で最も安心なのは、アメリカ大使館に隣接しているタワーマンション『ホーマットバイカウント』。大使館の周りには、ふだんから警備が配置されているので、頑強な警備体制が敷かれたとしても不自然ではありません。周辺住民からの理解も得やすいと思います」

 これらの家賃の目安は、100平方メートルあたり月100万円。

 従来、結婚後に民間人となられた元皇族のお住まいや警備にかかる費用は、皇籍離脱に伴う一時金から賄われるが、眞子さまは以前から“一時金の受け取りを辞退する”との意向を示されてきた。

「そういった“一時金を受け取らないから自由に皇籍を離れる”という前例ができてしまうと、同じく“お金はいらないから”と皇籍を離れる方も出てくるおそれがあるため、簡単に認めることはできませんでした。しかし、結局は宮内庁側が“根負け”をして、眞子さまのご意向を尊重する方向で最終調整中とのことです」(皇室ジャーナリスト)