いつもの習慣に、ひと工夫

《7》緑茶をこまめに飲んで感染症を防ぐ

 新型コロナなどの感染症は粘膜にウイルスがつくことで感染する。流行しているときは緑茶をひと口ずつこまめに飲み、できるだけのどが潤った状態にしておこう。もしのどにウイルスが付着しても、緑茶で流すことで発症を防げる可能性がある。

 なお、緑茶に含まれる「テアニン」には免疫力を高める働きがある。テアニンは低温で煎れると多く抽出できるので、飲むなら「水だし緑茶」がおすすめだ。

《8》睡眠の「長さ」にこだわらないとぐっすり眠れるようになる

 人によってベストな睡眠時間はおのおので変わる。自分に合ったスタイルで眠れていれば問題はない。翌日に身体がだるいなどの不調がなければ、熟睡している可能性が高いのだ。ただ、夜眠れないことを不安に思っている人は早起きを習慣にしては。

睡眠は「長さ」にこだわらない イラスト/アサミナオ
【写真】イラストでわかる!誰でも実践できる「長生きの心得」

 朝5時に起きて1日活動すれば、夜はおのずと熟睡できるはず。さらに起床してすぐカーテンを開け、太陽の光を浴びると体内時計がリセットされる。

《9》デパ地下食材で目にも身体にもうれしい体験を

 健康志向の消費者ニーズに合わせ、近年、デパ地下のバイヤーは健康を意識した食材を多く集めている。スーパーなどに比べて少々値段は張るが、今どんな食材が話題で人気があるか探索してみよう。

デパ地下巡りで身体をリセット イラスト/アサミナオ

 自分の健康のためによりよい食材と情報を仕入れる場としてもっと活用したい。また、食べる量は心理的な満足感に左右されるので、おいしい惣菜は食べすぎ防止につながる。

《10》常温スポーツドリンクで風邪やインフルエンザを悪化させない

 風邪のひきはじめはスポーツドリンクがおすすめ。風邪をひいたときはむやみに風邪薬で熱を抑えるよりは自然治癒に任せたほうがよい。

常温の飲み物で風邪対策 イラスト/アサミナオ

 ただ何も対策をとらないと脱水状態に陥ることも。スポーツドリンクにはマグネシウムやミネラルが含まれているので、脱水を防ぐことができる。冷たいと身体を冷やしてしまうので常温のままで。またスポーツドリンクには糖分が多く含まれるので、水やお湯で割って飲もう。

教えてくれたのは●秋津壽男(あきつ・としお)先生●秋津医院院長。日本内科学会認定総合内科専門医。スーパー町医者として、地元密着の診療を行う。テレビ東京『主治医が見つかる診療所』にレギュラー出演中。著書も多数。