ベッキーは結婚後、“夫の給料が少ないから、毎朝お弁当を作っているの”と、冗談めかして周囲に漏らしていたそうです。今は2人の子供もまだ小さく、ベッキーは母として、また家族の大黒柱として家計をうまくやりくりしているのでしょう。

 ただ、球団から離れればその固定給もなくなる。片岡はこれから野球教室で臨時コーチを務めたり、アマチュア野球の資格を取って高校野球の指導者も目指すようなので、収入自体はコーチ時代よりは減る可能性が高い。ベッキーファミリーの節約生活は今後も続きそうです」(スポーツ紙記者)

ベッキーが家庭の稼ぎ頭に?

 片岡の兄は日本大学野球部の片岡昭吾監督。今年1月に就任ばかりの新任だ。片岡もデーブ氏のYou Tubeチャンネルでもこう言っていた。 

「アマチュア野球の資格を取って、今ちょうど兄貴も日大の監督をやっているので、高校とか大学とかいろんなところを見に行く機会があればと思っています」

 今年1年間、片岡がコーチを務めていた三軍は、故障中の選手や育成選手がほとんど。育成の若手は基本的な動作ができない選手も多いが、にもかかわらず練習より試合を多く組まれることで練習時間が少なくなったり、二軍や一軍に呼ばれる際、打撃が重視されるケースが多い。そういったシステムに対して片岡は疑問を持っていた。

デーブ大久保のYouTubeチャンネルで語るベッキーの夫・片岡治大(公式チャンネルより)
デーブ大久保のYouTubeチャンネルで語るベッキーの夫・片岡治大(公式チャンネルより)
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「片岡は“何より守備が大事。打つだけでは野球選手として長くやっていけない”という考えの選手だった。'08年にはリーグワーストの11失策を記録してしまったが、同時にベストナインも受賞。守備の大切さや難しさを痛感している。

 それなのに、いくら守備の重要性を若手選手に説いても、バッティングばかり練習するので“もう無理だ”と自分の指導に限界を感じていたのでしょう」(前出・スポーツ記者)

 デーブ氏の動画では早朝に子供と公園に散歩へ行く中で「パパ友ができた」と笑顔で明かしていた片岡。しばらくは主夫として家庭を支え、稼ぎ頭はベッキーになりそうだ。