高地優吾×森本慎太郎

――『Rosy』の歌詞のように、お互いの明日を占って!!

高地:慎太郎は“食事で野菜を多めにとるといいでしょう”。疲れているときって、お肉のような胃に負担をかけるメニューを選びがちだけど、そんなときだからこそ、慎太郎があまり得意じゃない野菜を食べるとよいことが起きる!! ラッキーパーソンは、“笑顔のきれいな女性”。

森本高地は、仕事中、とくに“MS”のイニシャルを持つ人物からの電話に注意な。

高地:“MS”って、絶対おまえじゃん!!

森本:明日はオフだから、高地に“一緒に行きたいけど仕事”って断られたバイク屋さんでひとり盛り上がってる様子をビデオ通話で見せたる(笑)。そんな彼にピッタリな女性は、“汚れとニオイに強い人”。釣りにバイクにキャンプと、アクティブ系趣味男なんでね。で、ふたりは意外にも街の歯医者さんで出会うの。受付の人に「コウチさん、コウチユウコ(ユウゴ)さん!!」って呼ばれて、同時に立ち上がって……がなれそめ(笑)。

高地:話が細けえよ!!(笑)。

――恋人がしてくれたらうれしいこと

森本非難されるのを覚悟で言いますが、ほっといてほしい(笑)。俺は趣味も多いし、遊びにもよく出かけるから、どんなに大切な人でも時間を共有し続けるのはちょっと……。「私のほうが先に約束してたのに!!」とか言われると俺もツライし……。かなり仕事寄りの極端な人間だってこと、理解してもらえるとうれしい。

高地:してくれたらうれしいというより、相手がしようとしてくれたことを一緒にしたい。俺、だいたいなんでもできちゃうからさ。掃除、洗濯、料理、レザークラフトとか、なんでも。

森本:高地、サバイバル能力高いもんね。

高地:でも、お金の計算はダメ。子どものころからおこづかい帳をつけるのが苦手だった。今こそ、生活費とか、ちゃんと計算してマメに帳簿をつけないといけないのに放置しがち。ウチの収支計算を頼めると助かるなあ……、簿記の資格を取ってもらったりして。

森本:それ、ただの就職じゃん(笑)。

――アルバムのタイトル『CITY』から、今後、行ってみたい“CITY”は?

高地:ずっと言い続けてるけど、小笠原諸島に行きたい。クジラや白いイルカと泳いだりする映像を見て、自然が豊かで生活してみたいと思ったんだよね。街の人みんなが友達みたいな、そういう、人があったかいところに行きたい。

森本:俺はドバイ。世界一高いビル、世界一高いところにあるプールといった高層ビルが立ち並ぶ都市部から、車でちょっと行くと、すぐに砂漠で。最先端都市から砂漠っていう極端から極端が詰まってる感じに惹かれる。そういう意味では山手線の鶯谷駅周辺も好き。

高地:鶯谷に砂漠があんの!?

森本:砂漠はないけど、昭和の香りがするスポットがある(笑)。山手線のターミナル駅周辺はザ・都市だけど、鶯谷はちょっと印象が違うのよ。そのギャップがいい。

――恋と愛の違いを教えて!

森本「日本と外国(英語圏)の違い? 日本で恋人に言う“好きだ”や“大好きだ”にあたる英語は“I love you”で、“I like you”とは言わないし……と言ってもしゃーないか(笑)。じゃ“恋”は余裕なし、“愛”は余裕ありで!」

高地「なんで?」

森本「相手に傷つけられても夫婦だと別れる選択をするのが難しいけど、カップルの多くは“別れましょう”のひと言で終わる。またくっつくかもしれないけど、一度は関係を清算するから余裕がない。そう考えると“恋”の関係は“愛”より緊張感あるのかも」

高地「ちょっと話が違うかもしれないけど、愛って親子関係のイメージもあるな。子どもって、大人からたくさんの“愛”を注いでもらうけど、そのことに気がつかなくて、結婚できるくらいの年になってようやく“愛”の重みと意味と責任を知るのかな……。逆に“恋”は軽くてかわいいイメージ。将来のことを深く考えずに付き合う、学生時代の恋愛のような、ふわふわしたもの」

森本「まったく逆の考えだわ(笑)」