辞めたいはないけど、つらいことはある

 昨年はドラマ『ドラゴン桜』での発達障害を抱えた受験生役、『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール』では目の不自由な青年役などを好演。初主演ドラマも期待され、現場では座長としても臨む。

「主演と座長は同じ意味だと思っていました。なんでもやれないといけないし、完璧な状態で作品に入って監督の指示も最小限でないといけないと思っていました。でも主演と座長は違うと説明されて。スタッフの力を底上げするのが座長だと。

 それはいまの自分にはできないので深く考えるのをやめよう、と開き直ったら少し楽になって主演、座長にとらわれず池田龍馬役を精いっぱい、全力で演じることだけに気持ちを切り替えました。

 いずれは座長としてチーム全体をレベルアップできるような役者になれたらいいなと思います」

 小学校2年生から活動しているが、辞めたいと思ったことはないという。

自分が好きで続けていることなので辞めたいはないけど、つらいと思うことはあります。プレッシャーです。演じる役のことを考えて自分に圧をかけている。そのプレッシャーに部屋でひとり、ため息が止まらないことはあります

 これまでの出演作品で多くの“イケメン”に出会ってきていたと推察する。

「カッコいい、男らしいと思う方はいてもイケメンにはまだ出会ったことはないです。イケメンの定義は難しい。例えば顔もスタイルもよくてスポーツ万能でもめちゃくちゃ頭が悪い、あるいは人のやさしさに欠けているのはイケメンなのか。答えが出ないので、このドラマで見つけたいと思います」

 自他ともに認めるイケメンに!

●ゲームより優先順位が上
「好きなゲームとポケモンに触れている時間は、いろんなことを忘れられるけど、2時間ぐらいで飽きちゃいます。眠くなるし睡眠はゲームより大事です」

●実は未経験です
「1度も経験のない海外に30歳になるまでに1回は行きたいです。場所はアメリカ。バスケットボールが好きなので、NBAを観戦したい。いろんなところを回ってアメリカの雰囲気を肌で感じてみたいです」