芸能人すっぴん自慢、リア充の痛い投稿

 インスタの利用者は、ほかにどんな“イライラ”を感じているのか? 女性の利用者300人にアンケートを実施したところ、こんな声が。みなさん、イラッとすることは多いようで──。

「芸能人のすっぴん自慢。あなたのすっぴんは、うっすらファンデーションも含むの? と聞いてみたい」(大阪府 34歳会社員)

「“今、ひとりで思い出の場所に来ています……”なんて意味深なコメントと自撮りを上げている人。それを世界に発信してどうするの!?」(大阪府 会社員43歳)

「スケボーを練習している友達の投稿に、“流行りに乗りやすいんだね”と上から目線でコメントしていたのに、自分の子どもがスケボーデビューしたらその動画を上げて“才能あるかも!?”とご満悦な投稿をしていた友達。他人は褒めないけど、身内には甘いのね」(千葉県 39歳主婦)

 そして多かったのは、リア充自慢に対しての“イラッ”。

「“今日は仲のいい友達だけでホームパーティーです♪”なんてコメントをつけて大勢ではしゃいでいる写真をアップしているけど、そのときって緊急事態宣言が出ていなかった? いろいろな意味での危機管理が甘すぎて、本人にツッコんでしまいました」(愛知県 42歳主婦)

「高級レストランや、会員しか入れないリゾートにいます、ということをサラッと書いた投稿ばかりのリア充自慢。“普通のOLです”なんて自己紹介しているけど、そんな人が簡単に行ける場所ではないのでは?」(北海道 53歳主婦)

写真とタグの違和感に“イラッ”のツボ

 いかにきれいな写真を載せるか、いわゆる“映え”を狙った投稿。半分は羨ましいという気持ちが入っている“イラッ”なのかもしれないが、月光さんは「僕はそこにはイラッとしない」と話し、こう続ける。

リア充自慢、いいじゃないですか。それをステータスにしている人たちがいるわけですから。僕は違和感を感じる投稿にイラッとするんです。例えば“育児奮闘中”というハッシュタグをつけて、子どもとの写真を上げているママアカウントってたくさんありますよね。でも写真を見るとバッチリメイクをしているんですよ。奮闘していたら、そこまでメイクしている時間はないだろう、って(笑)

 月光さんのネタになった“ずぼら飯”がまさにそれ。普通に“自慢飯”で投稿すればいいのに、なぜ“ずぼら”とするのかが“イラッ”のツボだったという。

 そんな月光さんが、週刊女性のアンケート結果の中で「自分もこれは同意できます」というコメントをイラスト化。

月光もりあさん描き下ろしインスタあるあるイライラ
月光もりあさん描き下ろしインスタあるあるイライラ
【写真】「フォロバしたらすぐ外される」インスタの“イラッ”をイラスト化

 本人にしてみれば、あともう少しは大丈夫、という気持ちでやっているのかもしれない盛りすぎの写真加工。仕上がった写真は……。こんな投稿を見たら、あなたもイライラする!?

(取材・文/蒔田稔)