ジャニーズ事務所が一般人に圧力をかける可能性

かなりの大ごとになってしまったからには、事務所も聞き取り調査は行っているでしょうね。ジャニーズの風紀を正した滝沢秀明副社長も、山本さんの違法賭博に関しては“親心”で残留の道を探ったといいます。なにせ滝沢さんは彼が小学生のころから知っていましたから。なので、必ずしもクビになるというわけではない。どうあれ、実名が出ていない以上、現役ジャニーズだったとしたらクビになることはありませんし、仮に特定できたとしても自ら公表することはないでしょう」(芸能プロ関係者)

 コレコレ氏は放送でジャニーズの実名を暴露しなかった。リスナーの期待に沿うかたちで人気を博してきたコレコレ氏だが同放送内では、飛び交うコメントに対し、

「ジャニーズに関しては言えないです、はい。僕は今回はここまでしかできないですね。逆にてんちむが言えよって話で」

 と煙に巻くばかり。これってもしかして、噂に聞くジャニーズの圧力……? 芸能ジャーナリストの佐々木博之氏に聞くと、

ジャニーズ事務所が一般人相手に何か箝口(かんこう)令を敷くなどといったことはまずないでしょう。昔のことかもしれませんが、大手事務所が多大な影響力を駆使できる相手は、主にテレビとスポーツ紙でした。制作現場に指示を飛ばす局の編成の上層部と親しくなり、抱き込むことでを威光を放つようになったのはよく聞く話です。10年ほど前までジャニーズ事務所は“ネット上でのゴシップ”について“あまり気にしていなかったようですが、近年ではその拡散力を無視できなくなっているみたいですね」

 とはいえ、今後、このジャニーズが特定される可能性はゼロではないという。

ガーシーchの東谷さんなどは今、ネット上では“無敵の人”と呼ばれています。Twitterの自己紹介文をみると、《27年間ただただ無償で様々なタレントにアテンド、アフターフォローをやってきた。いまその全てから手の平をかえされ、全てを失った。手の平を返された者共に。お前らの全てをここにさらけ出したるわー 死なばもろとも》と書かれています。関係性が壊れることや自己犠牲も厭わない姿勢が“無敵”なのです。

ジャニーズファンは赤字部分の明度をアプリで薄くして、文字をあぶり出し特定しようとしているという(ガーシーchより)
ジャニーズファンは赤字部分の明度をアプリで薄くして、文字をあぶり出し特定しようとしているという(ガーシーchより)
【写真】露出度高め! バーレスク東京で働いていた頃のてんちむ

 コレコレさんは今後も長期的に活動を続けたいはずなので、何もかも暴露したいというわけではなく、ご自身のなかで何らかの線引きがあるのだ思います。だから、ジャニーズの件に関しても何か考えがあって公表しない判断をしたのでしょう。もし間違った情報を発信してしまった場合は名誉毀損になる場合もありますし」(動画制作会社関係者)

 今、芸能人が最も恐れるのが“無敵の人”であろう──。