ゆたぼんとの違い

 そんな大維志くんの一面は、「受験校選びにも反映されていた」(芸能記者)との指摘も。

「木下氏がインスタグラムで明かしたところによると、大維志くんは滑り止め校を受けないという“攻め”の受験を行っていた様子。一方の木下氏も、子どもの自主性を重んじる教育を行っている印象なので、息子の受験校選びを尊重したのでしょう」(同・前)

 大維志くんはこれまで、中学生ながら、髪を青や金に染めたり、スキンヘッドにしたり、またド派手なファッションをすることもあったが、「木下氏は特に咎める様子はなかった」(同・前)といい、昨年3月9日には、インスタグラムで≪息子のセンスは理解出来ませんが、人に迷惑を掛けている様にも感じないので、尊重しているつもりです≫と、その胸の内を明かしていた。

ジャガー横田の息子・木下大維志くんのSNS投稿。『バイキングMORE』の取材に対する回答
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「今回、高校受験の合否公表がネット上で物議を醸した時も、≪彼は大人が思うより深く考えて行動しています≫と、息子をフォローするコメントを投稿していました。しかし、≪塾の先生方が、何故不合格になるのか分からないと言ってくれている様です。≫という話もあるだけに、もし木下氏が、滑り止め校を受験させ、ひとまずその合格を手にしていたら、気持ちに余裕を持って本命校の試験に臨めたのでは……と思ってしまいます。

 ちなみに大維志くんと同じく、ネットを通じて独自の人生哲学を主張する中学生といえば、不登校YouTuber・ゆたぼんが思い浮かびますが、よく『親の言いなり』と指摘されるゆたぼんに対し、大維志くんは、父親がなんでも認めてくれる環境の中、自我を強くしていった印象。未成年の子どもの意思を尊重すると同時に、さまざまな選択肢があることを助言するのも大事なのかもしれません」(同・前)

 ジャガーは『AERA』2021年3月8日号(朝日新聞出版)で、大維志くんの進路に関して、「『東大に行くんだ』なんて言ってますが、言うのは簡単(笑)。でも目標は高く持つくらいがちょうどいいですからね」と語っていた。

 また、最近では大維志くんがインスタグラムのコメント欄で、「俺ちゃんは、カルフォルニアの大学でcomputer scienceを学びます」「physics mathematicsみたいな計算する学部に入りたいんだよね」と明かしたこともあった。

 いずれにせよ、高校受験は、大維志くんが自分の学びたい道に進むための最初の一歩になるはず。合格を勝ち取り、春から新たなスタートを切れることを祈りたい。