不倫疑惑に続き、ちょっとビックリですね」と、幼少期からの愛ちゃんを知るベテラン芸能リポーターは少々ショックを受けた模様。

「Aさんは愛ちゃんより5歳年下とのことですから、学生時代の話としたら“6、7年前”だという時期はピッタリ。後に、彼の方からこっそり連絡したのか、それとも愛ちゃんの方が以後も店に通ったのかはわかりませんが、よほどAさんのことがタイプだったのは間違いないでしょう。

 当時は現役の卓球選手として世界で戦っていた、そして江選手と国際結婚した愛ちゃん。まさか立場上、一般の大学生をナンパして交際とはいかなかったのか(苦笑)」

 あの“泣き虫愛ちゃん”が、店員の年下男性を“逆ナン”というにわかに信じがたい出会い。しかもコースターに手書きで電話番号を認める、平成、いや昭和にも思える、ちょっと“痛さ”すら感じさせるアナログな手口に思えるが……。

“手書き”でやさしさと奥ゆかしさを演出

「結論から申しますと、確実に“アリ”だと思います」と話すのは、元関西No.1ホストの経験を活かして恋愛評論家、婚活・復縁コンサルタントとしてセミナーや講演活動を行い、多数メディアにも出演するコミュニケーションデザイナーの井上敬一氏。

 井上氏によると、この“手書きのコースター”には3つのポイントがあるのだとか。

「まず、男性が“この女性に本当のやさしさを感じた”からこそ有効だった、というのが1つ。やさしさの定義として私が唱えているのが“やさしさとは相手のために時間を使うこと”で、どんなことでも一手間設けることでやさしさをすごく感じるものだと思います」(以下、井上氏)

 たとえばスターバックスコーヒーでは、カップに似顔絵を書いて手渡されることで一段と特別なものに感じられる。職務中のCA(キャビン・アテンダント)も「LINE教えて」ではなく、名刺に手書きの電話番号を書いて渡されることで連絡を返す確率も高くなるのだとか。

「名刺の裏やコースターの裏にしても、ひと言聞けばいいだけのところを“このための時間を使って書いてくれた”ことにやさしさを感じたのではないでしょうか」

 そして2つ目のポイントとして、男性が女性に対して「奥ゆかしさを感じた」と井上氏は紐解く。

「最近は、大和撫子的な奥ゆかしさを感じさせるような品ある女性が少なくなりました。どういうことかと言うと、相手に対して“イエスorノー”を迫っていないということです。“LINE教えて、電話番号教えて”と言うと相手にイエスかノーを突きつけている状態になり、イヤでも教えなくてはならない雰囲気になります。

 そうではなく、自分の連絡先を書いて渡すということは、“後はあなたが決めること”と判断を相手に委ねていること。このアプローチの仕方は最近見かけませんね」