小学校時代、眞壁佳一容疑者が文集に綴った将来の夢(卒業アルバムより)
小学校時代、眞壁佳一容疑者が文集に綴った将来の夢(卒業アルバムより)
【写真】小学校時代、眞壁容疑者が卒業文集に書いていた“将来の夢”など

おとなしくて、静かでおっとりした生徒

「普段はとてもおとなしいんですが、ときどきカッとなるところがありましたよ。授業参観日にお母さまが来た時、カイくんは振り返って“来るなと言っただろう!”って怒鳴って、鉛筆かノートを投げつけたことがあってね」

小学校時代の眞壁佳一容疑者(卒業アルバムより)
小学校時代の眞壁佳一容疑者(卒業アルバムより)

 別の小学校同級生からもこんな話も。クラスで演劇をやることがあったのだが、

「カイちゃんが“◯◯くんが主役じゃないなんて、おかしいだろっ!”って突然怒りだして、担任の先生が諫めたこともあったんです」

 だが、容疑者は中学生になると、

「次第に激しい部分はなくなって、いたっておとなしく、静かでおっとりした生徒ではあった」(容疑者の中学校同級生)

 埼玉県にある私立大学へと進学すると、

「卒業の直前に会ったとき、“将来はタクシーの運転手になりたいと言ったら、教授から怒られてしまった”って言ってて。ちょっと変わった子でしたね。それでも普通の会社員になったようですよ。ええ、いまでも独身だったと思いますよ」(同・同級生)

“母親と仲のいい方”だったという容疑者。2人をよく知る知人によると、

「カイくんから“2人で旅行に行ってきたんですよ”って報告も受けたことも。近所で一緒に買い物をしている姿もよく見かけていましたしね」

 ママ思いだった容疑者の母親は心を痛めていることだろう。だが、それよりも深い傷を負っているのは被害女性だ。

 容疑者の最近の様子を知る別の近隣住民はこう話す。

「このところ、コロナのためにリモート勤務になり自宅に籠もって仕事することが多かったようです。ストレスが溜まっていたのかもしれませんね」

 どんな理由であれ、容疑者は一刻も早く心からの謝罪と償いをすべきだ。