谷本容疑者は、大阪府の出身。中学校時代の同級生によると、恵まれない家庭環境だったという。

女性関係は奥手で、ある意味“ピュア”

「確かひとりっ子だったと思います。両親が離婚していて、父親のほうに引き取られていた。寂しい思いもしたのか、“自分はいい家庭を持ちたい”という気持ちが人一倍強かった印象です。もともとおとなしい性格だったし、女性関係は奥手である意味ピュアだった」

 高校に進学するも中退。それからは建設現場の仕事などを転々としたようだ。

 容疑者の知人によるとここ最近、環境に変化があったという。

「やつ(容疑者)の父親は60歳を過ぎた程度やと思うんやけど、少し前から認知症になって、施設に入った。それで今度は、母親のほうの面倒を見るようになっていたと思いますよ」

 すると、母方の祖母も認知症になってしまう。前出の同僚は、こう話す。

「つい数週間前から、急に会社を休み出した。事前に“認知症の祖母を介護したいので、休ませてください”と言ってね。でも、その休みをとった日があの事件が起きた日やった」

 捜査関係者によると“身体を触るなどのわいせつな行為や、性的行為は認められない”という。ピュアな男の暴走だったのか……とはいえ、被害者女性にとっては、一生にわたって忘れることができない恐怖の1時間だったに違いない。そのことを肝に銘じて刑に服し、罪を償ってもらいたい。