3月10日、中道改革連合の階猛幹事長が来年春に行われる統一地方選挙で立憲民主党と公明党が合流せず、それぞれに候補者を擁立する方針を明らかにした。中道は推薦などの形で両党を応援する。
中道改革連合に冷ややかな声
「中道改革連合は2026年1月16日に設立届が出されています。総選挙を前に、立憲民主党と公明党の衆議院議員のみが合流しました。公明党は組織票を持っているため、事前の予測では“善戦”が取りざたされたものの、結果は自民党が316議席を獲得する大勝となり惨敗。この結果を受けて予定されていた参議院や地方議員の合流構想はいったん立ち消えとなっています」(全国紙記者、以下同)
ある意味では想定された結果とはいえ、衆議院のみの政党では心もとない。ネット上でも冷めた声が聞かれる。
《選挙前になると「中道で合流」と言いながら、いざ参院選や地方選になると「それぞれ独自で」となる。結局、勝てそうな選挙だけ合流して、厳しい選挙は別々ということなら、それは本当に理念や政策でまとまっていると言えるのでしょうか》
《当初は協力して統一選に臨むと言っていた記憶がありますが、結局しないのですか。まあこの党には何の期待もありませんのでご自由にとしか言いようがありませんけど》
《衆院選で負けたから別々に、ですか。そうなると思ってたよ。茶番でしたね》
こうした声が並ぶ理由を政治ジャーナリストが指摘する。
「中道改革連合の大きな敗因は、政策などの細かいすり合わせを行わず野党が結集してしまった点にあります。“選挙のための野合”であり、急ごしらえの政党であるイメージはぬぐえず、特に立憲民主党内からの不満もあったと伝えられます。実際、2月18日の参院本会議で行われた首班指名選挙では立憲民主党に所属する5名の議員が中道の小川淳也代表に投票せず、立憲の水岡俊一参議院議員会長に票を投じる動きも見られました」
国政レベルでこうした混乱が生じるのならば、地方ではその影響がさらに大きくなるのは必至だ。
「地方ではこれまで公明党、立憲民主党ともに地道に活動をされてきた議員が多い。議会に両党の議員がいる自治体も少なくないでしょう。その場合、候補者の調整も大変ですので、今回の方針は混乱を避けるためにも妥当だと思います。ただ、その分、国政政党としての中道改革連合の存在感をさらに薄めてしまう懸念もありますが……」
この先に危ぶまれる展開が待っているのは間違いなさそうだ。






















