やはり強い!ナダルに小峠

 そんな中で際立つ存在が、毎度おなじみの狩野英孝

「狩野さんは、ゲーム配信でのビビりぶりなどでも人気を集めていますが、そういったピュアな部分を持ち続けるいっぽうで、いろんな問題を起こすようなところもあります。両面の要素を持つ存在といってもいいので、かなり強いですよね(笑)。

 また、バイきんぐの小峠さんは、ここ10年近くドッキリ番組に貢献しているのではないでしょうか。その風貌も含めた面白さ、ツッコミの鋭さ、そしてにじみ出る人のよさのようなものを合わせた魅力が群を抜いているので、やはりずっとドッキリにかけられて喜ばれる存在です」

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 一方、よくドッキリ企画に登場するも、ここまで名前が上がらない芸人がいることにお気づきだろうか。ナダルである。

「ナダルさんは視聴者からすると、“人間性の汚さ”みたいなものが丸見えなため、そういう人がドッキリにかけられて、こらしめられるところが面白がられる(笑)。ドッキリって、視聴者側も仕掛け人サイドの視点になるので、“共犯関係”にある中で見られるので、うまくひっかかるとうれしくなっちゃうわけです」(前出・放送作家)

 かつては、人のよさそうなタレントがカメラが回っていないときに態度が悪くなるなど、素顔が垣間見れるような企画もあった。人間性のギャップを見せる内容ではあったが、そのような番組は次第に減っている。

「これはもう、出演者にとっては悪いイメージがつくのでメリットがないですし、誰も得しません。そして、やはり痛みをともなったり、弱い存在を笑うみたいなものなど、パワハラ系も基本的にやらなくなっています。見る側も含めて、新たなドッキリのパターンを模索するような、ドッキリ過渡期なのかもしれません」

 意外に息の長い芸人も多いドッキリスターたち。そこを切り崩すニュースターは誰だろうか。

〈取材・文/渋谷恭太郎〉