globe再始動の可能性は

 もちろん、ファンにとってもTM NETWORKの復活は嬉しいこと。同様にglobeも復活させられたら万々歳であり、小室自身、一時期はその可能性をほのめかしていた。

「離婚が成立した昨年3月、小室さんは『女性自身』(光文社)の取材に応じ、KEIKOへの対応として『globeを含めていろんなことで音楽のお手伝い、協力だったりだとかが必要であれば、惜しまずもちろん』とコメント。つまり、KEIKOさんが望めばglobeでの活動再開もあり得る、という話をしていたんです」(前出・スポーツ紙記者)

 ところが、今年6月に『女性自身』のニュースサイトで配信された記事には、小室の知人の証言として、彼がKEIKOに対して「いまは直接関わりたくない」という心境になっているため、仕事の依頼も「globe復活だけはお断り」している……と報じられた。ネット上には当然、「不倫した小室が悪いのに!」「KEIKOが気の毒すぎる」といった書き込みが噴出。

「とはいえ、KEIKOさんだって借金を抱えながら不倫までしていた元夫とまた一緒に活動したいかというと、そんな気にはならないでしょう。そもそも、小室さんは借金返済のため、完全に“ビジネス”と割り切ってでもglobe復活を選ぶことが賢明なはずなのに、KEIKOさんに会うのがよほど気まずいのでしょうか……」(同・前)

 松浦氏のツイートが小室は無関係だったとしても、小室が松浦氏に肩代わりしてもらったお金を返さなければならないという現実に変わりはないだろう。

「KEIKOさんとしては、globe復活が小室さんのためになるという事実も嫌でしょうし、そういう意味でも同グループの再始動は困難なのかもしれません。それでも、KEIKOさんがマークさんと『2人でビール』を飲んだという報告に喜んでいたファンのためにも、小室さんの中でglobeへの考え方が少しでも変わっていってほしいと思います」(前出・レコード会社関係者)

 小室がKEIKOと和解することこそ、globe復活への第一歩になるかもしれない。