目次
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ー 2歳女児をベビーサークルに閉じ込めて“USJ”へ
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ー 大阪でも有名な鶏卵業者の御曹司
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ー 妻子を捨てて小野容疑者と一緒になった桃田容疑者

「ふたりの容疑者と五男の3人が駐車場の黒いワンボックスカーに一緒に乗り込む姿をよく見かけました。ええ、とても仲のよい家族に見えましたけど……」

 同じ団地に住む住民は口ごもったーー。

 大阪府警は6月30日、同府富田林市の無職・小野真由美容疑者(46)と内縁の夫で会社役員・桃田貴徳(たかのり)容疑者(50)を保護責任者遺棄の疑いで逮捕した。

「2人は4LDKで家賃月7万円の団地で、3人の子どもと同居していました。5歳の五男は両容疑者の子、四男(15)は小野容疑者の前夫との子、そして今回亡くなった優陽ちゃん(2)です。この女児は小野容疑者の三男(20)の長女。三男が妻(19)に暴力を振るったため、親元を離れて祖母の小野容疑者が引き取って育てていた」(地元紙社会部記者、以下同)

 両容疑者と五男の3人は29日、ユニバーサルスタジオジャパン(以下、USJ)に朝5時ごろから出かけたと供述。その間、優陽ちゃんを11時間も部屋に放置し、死亡させたというのだ。

「四男が学校から午後4時ごろ帰宅すると、優陽ちゃんが血を吐いて倒れていた。四男はすぐに容疑者らに電話すると、“水をかけて”と指示された。だが、優陽ちゃんの反応がなかったため119番通報。病院に搬送されるも、時すでに遅かった。死因は脱水症状による熱中症死でした」

 当日は気温34・5度。四男や両容疑者の証言では、クーラーは28度に設定していて、扇風機を回し、窓を開けていたというが……。

2歳女児をベビーサークルに閉じ込めて“USJ”へ

「優陽ちゃんはなぜかベビーサークルの中に閉じ込められていました。縦91センチ、横124センチ、柵の高さは88センチというもので、自力では出られない。その中は風通しが悪い上に、飲料水や食料はサークル内にはなかった」

 警察の取り調べに対して、両容疑者は容疑を認めている。さらに桃田容疑者は、

「これまでにも何度か1人にして外出したことがあった。優陽の育児ストレスがたまっていた」

 とも供述。過去にも、祖母の小野容疑者は、優陽ちゃんを預かって間もないころ、入浴時に溺れさせ、一時、心肺停止状態にさせたことがあった。児童相談所がこの事故をネグレクト(育児拒否)と認定したことも。