才賀ブログの頻繁な更新を見てわく疑念

 家裁の決定に従わない、お金も払わない。それだけで背筋がゾクっとするヤバさですが、それだけではないのです。お子さんは、ある時からあびるをママではなく、優ちゃんと呼ぶようになり、その理由を「ママじゃないから。優ちゃん。人間でもないし。動物だよ」とあびるを母親として認めていないかのような発言をしていますが、家裁の調査官は「(才賀による)強力な刷り込みがあったものと推察される」と、才賀が子どもを手元におくために、なりふり構わぬ手段を取った可能性を示唆しています。

 子どもまでなした夫婦が別れを決断するまでには、第三者にはうかがい知れぬ事情がいろいろあるのでしょう。才賀にもいろいろ言い分はあると思いますが、だからといって、家裁の判断に従わないでいいことにはなりません。

 親権の変更を世間に公表しないまま、ブログでは「育児を健気に頑張るシングルファザー」、事実婚のパートナーを得た後は「多様性を実現する新しい家族」をアピールしてきた才賀。

「家族が一番」を連発する才賀のブログはアメブロのパパ部門で1位に輝いていますし、妊娠中のパートナーもブログを開設するなど、今後も“家族売り”する気マンマンのように私には見えます。

『週刊女性PRIME』で2018年8月22日に配信された記事《小林麻耶さん、海老蔵と同じポルシェに乗り換え!? ブログ収入で安泰の日々》によると、アメブロでは有名人に対して、PVに応じて広告収入が入る仕組みになっていると解説しています。ブログを書いてお金がもらえるなんて夢のような話だと思う人もいるでしょうが、よく考えるとそう簡単なことではありません。まず、有名人になることが難しいわけですし、たくさんブログを書くにもネタがいるのです。その点、才賀の場合、「元妻が有名人」ということもあって知名度はあるでしょうし、「パパの子育て」というライバルが少ないブルーオーシャンでの競争ですから、断然有利なわけです。

 しかし、お子さんがあびるのもとに行ってしまったら、ブログのネタも「健気に頑張るパパ」の肩書きもなくなり、更新ができなくなってしまうでしょう。才賀はブログをかなり頻繁に更新していますが、それって自分の懐のためでは? という疑念がわいてくるのです。

'20年11月、直撃取材を受ける才賀紀左衛門
'20年11月、直撃取材を受ける才賀紀左衛門
【写真】'20年11月、直撃取材に対して真顔になる才賀紀左衛門

ジャガー横田の夫・木下博勝医師との共通点

 それにしても、最近は「有名人の(元)妻を持つ夫」のお騒がせが目に付くように思います。

 例えば、ジャガー横田の夫、木下博勝医師。YouTubeチャンネル「ジャガー横田ファミリーチャンネル」で、長男・大維志くんの高校受験の合否をオンタイムでさらして話題になりましたが、お子さんが無事高校に入っても“さらしグセ”が止むことはありません。今度は学校名を公表し、「寮母の作るメシがまずい」と個人が特定されかねない発言までして炎上しました。寮母発言に関しては謝罪したものの、定期テストの点数を公表するなど、当分この方針でやっていくようです。お子さんの話にかこつけて、「生物は全国模試で満点だった」とちょいちょい自分の話をするあたり、木下氏は自分のアピールをしたいのかなと思えなくもありません。