お金に愛される金運師&億女たちの金運財布、拝見!

 お金をつかんで離さない“億りびと”はどんな財布を使っているのか?

見るだけでご利益ありそう! たかみーさんの“黄金色財布”

 希少なトカゲの革を使った金色の長財布。幅が広く深さがあるのが特徴。開け口は豊穣の神・ディオニソスがあしらわれ、豊かさを象徴している。お値段は約40万円!

たかみーさんのこだわりPoint

1.“諭吉くん”が好きな香りを入れる

「財布にお香を入れると災いからお金を守ってくれるといわれています。僕は“諭吉くん”(1万円)が集まってくる『伽羅』という香りを入れています。ネットで財布専用のものを400円ほどで購入」

2.お札は下向きに

「僕は下向きにお札を入れて“お金が入りやすい財布”にしています。払ったお金が戻ってくる“循環の財布”にするなら上向きに。どんな財布にしたいのかを考えてお札の向きを決めましょう」

3.金運のお守りを入れる

「財布に入れているお守りは大分県の宇佐神宮で授かった『金運開運御守』のみ。カード型なので持ち歩きに便利です。お金が集まってくるように1万円の種銭も入れています」

年商10億! スーパー億女の使いすぎ防止の目的別財布

 広告制作業をはじめ、コンサルタントや不動産投資などの収入を合わせて、年間約10億円を稼ぐ熊谷和海さん。まさに“億女”の彼女が、財布にこだわるようになったきっかけをこう話す。

「20代のころに流産をして、当時働いていた電話オペレーターの仕事をリストラされたのが大きなターニングポイント。手に職をつけて専門学校に通いたいと思っても、貯金はゼロ。カラの通帳を見たときに、幼いころに祖母に言われた“和海はゴミばっかり買ってるから、お金の神さんに好かれない”という言葉を思い出し、自分の浪費癖に原因があると気づきました。当時は、収支の管理がまったくできていなかったんです。それからは財布を“遊ぶ用と普段用”に分けて、年間でいくら遊びに使うかを決め、金額に合わせて収支を考えるようになりました」

 また、実際に目にした“富裕層の財布”も、参考になったという。

「お金持ちの財布はいい香りがして、薄くてキレイ。一方、当時私が使っていたのは安くてボロでレシートでパンパンに太った“ブタ財布”。財布の状態は、その人のお金の使い方を表すことを学びましたね。財布にこだわるとお金と向き合う時間も増えて、人生が豊かになります。使うと“ワクワクする財布”を選ぶといいと思います」

熊谷和海さんの“遊び用”のヴィトンの財布
熊谷和海さんの“遊び用”のヴィトンの財布

 “遊び用”のヴィトンの財布。以前、派手色で可愛い財布を使っていて、お金を使いすぎた経験から「黒」や「ワインレッド」など落ち着いた色に変えて、浪費を防いでいるそう

こだわりPoint

1.財布は日常用・遊び用に分ける

「遊び用の財布にはその日に使う分の現金を。一方、普段用の財布には1週間7000円のみ。もしものときのデビットカードも限度額を決めてその範囲で使います」

2.感謝半紙・お守りを入れて使いすぎを防ぐ

「感謝半紙は“落ち着きなさい”という自分へのメッセージ。欲しい物があるときは半紙を見て冷静に考えます。“不動尊御守”には、悪魔を撃退する力があるので浪費する自分の“魔”を撃退してもらっています(笑)」

3.使用後に売れる財布を選ぶ

「財布の買い替えは3年に1回。その際に選ぶのはヴィトンやカルティエなどリセール需要が高いブランドです。10万円で買ってもキレイに使って化粧箱があれば、3年後も6万円ほどで売れる可能性が」

熊谷和海さん
熊谷和海さん

 広告デザイナー、ビジネスコンサルタント、投資家など、さまざまな顔を持つ。27歳でデザイン制作会社を設立し、年商4億5000万円を達成。その後、社長業を引退し、女性起業家向けのサロン運営、セミナーを行う。