4位 プリンセス プリンセス('83〜'96年、'12〜'16年) 119票

 4位は女性バンドとして最も成功したといわれている、プリンセス プリンセス

「自分が高校生だったころカラオケで必ず歌っていた。女性目線の歌詞で心に刺さるものが多かった」(48歳・神奈川県)

「中学時代、彼女たちに憧れてバンドを結成しました。『ダイアモンド』とかまた聴きたいです」(43歳・栃木県)

 16年ぶりとなった'12年の再始動の際も華々しい活躍を見せた彼女たち。もう一度だけ再結成、なんてことに期待したい!

5位 ZARD('91〜'07年) 113票

 5位は坂井泉水さんの透明感あふれる歌声が印象的だったZARD

ZARD
ZARD

「ZARDなしではあのころは語れないほどの思い出がある」(53歳・東京都)

「歌詞が心に響く曲が多かった。今でも好きです」(49歳・大阪府)

 ここまでのランキングに女性が選んだというこのアンケートの特徴があると分析するスージー鈴木さん。

「上位にJUDY AND MARYとプリンセス プリンセスがランクインするのが、非常に興味深いなと感じました。女性が選ぶアーティストらしいというか、もし男性に向けて同じ質問をすると、BOOWYやTHE BLUE HEARTSなど男性バンドが上位を独占するかもしれません。

 JUDY AND MARYやプリンセス プリンセスなど、'80〜'90年代はこれまでにいなかった、女の子の気持ちをストレートに歌う女性ボーカルバンドが活躍した時代でした。今聴いても胸を打つものがありますね。

 '12年から'16年にプリンセス プリンセスが再結成していましたが、当時のファンからするとたまらないステージだったでしょう。

 5位のZARDはもともとテレビなどでの露出も少なく謎めいた存在でしたが、ボーカルの坂井さんが亡くなってしまったことで、存在自体が伝説化しているのではないでしょうか」