結婚後もお肌つやつやで美しさを保っている新垣結衣や、10月から放送スタートのNHK朝ドラ『舞いあがれ!』にヒロインの母親役を務める永作博美など、芸能人の間でも愛飲者が多い豆乳。スーパーでは豆乳のコーナーが拡大し、カフェではソイラテのオーダーが増加中だ。

 日本豆乳協会事務局長・杉谷智博さんによると、「この10年で2倍の生産量になっており、年々上昇しています」とのこと。生活習慣病やコロナ太りを予防したいなど、健康志向が強い人を中心に、豆乳への関心が高まっている。

 豆乳を飲むメリットについて改めて聞いた。

栄養抜群の豆乳! 若返り促進

「豆乳にはさまざまな効果があります。肥満や老化を抑えたり、脳の機能をよくする、サポニンやレシチンといった栄養がたっぷり含まれているのです。また、肌のシミやしわ、くすみを防いだり、ホルモンの分泌を活発にして若返りを促進するといわれるビタミンEも豊富です」(杉谷さん、以下同)

 厚生労働省は2007年に、大豆イソフラボンは乳がんリスクの低減につながる可能性があると発表。女性にとってうれしい効果が盛りだくさんだ。

「豆乳を飲むと、満腹感が得られるので、朝食前や間食代わりに飲むのがおすすめです。低カロリーなのに満腹感を得やすく、さらに基礎代謝を高くしてくれる効果もあるので、やせやすい体質になれます」

 豆乳の栄養素である必須アミノ酸は、体力の回復をしてくれるため、夏の暑さで消耗した身体にも最適。なかなか夏バテが抜けないときも豆乳をグイッといきたい。

 現在、スーパーなどに並ぶ豆乳類の多くは3種類。大豆と水のみでつくられた無調整豆乳、砂糖や塩を加えて飲みやすくした調製豆乳。そして、調製豆乳に果物や野菜、ナッツなどの風味を加えた豆乳飲料だ。

 実はその豆乳飲料の分野の充実ぶりがすごい!

 紙パックで飲みきりサイズが多い豆乳飲料は、コーヒー味、紅茶味、バナナ味などが定番だった。

 近年はフルーツやナッツ類、スイーツなどを再現したユニークな味が続々と発売されている。

 さまざまな豆乳飲料を展開しているキッコーマンソイフーズの荻生康成さんはオモシロ味の誕生秘話をこう語る。

「普段豆乳を飲まない人に興味をもってもらうというのがわれわれの大きな課題でした。そこで企画したのが『豆乳飲料 焼きいも』の商品化。飲んでみたらあまりのベストマッチで、これはイケる、と販売にこぎつけました。発売後、『おいしい』『豆乳のイメージが変わった』などの声をいただき、徐々にユニークな味の商品が増えていきました」(荻生さん、以下同)

 一見ウケ狙いにも思えるラインナップだが、荻生さんの思いは熱い。

「ワクワク、ドキドキするような豆乳の新しい魅力を提供したいと考えています。思わず手に取りたくなるような豆乳で、これまで以上に皆さんの健康を支えます」

 プリンやティラミス味はスイーツそのものを飲み物にしたようで、豆乳とは思えないほど飲みやすい。ビタミンEや食物繊維を配合しているものも。おいしくて身体も喜ぶオモシロ味。ぜひ試してみてほしい。