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ー 炎上発言が続く武井壮
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ー 武井壮が作り上げたポジションの需要は?

 外国の童話に「ライオンのめがね」というものがある。老いて目が悪くなったライオンが人間に出会って老眼鏡をもらい、元気を取り戻すという物語だ。

炎上発言が続く武井壮

 芸能界でライオンといえば、武井壮(49)。自ら「百獣の王」を名乗り、10年ほど前『笑っていいとも!』(フジテレビ系)などでブレイクした。どんな動物と戦っても勝てるというシミュレーションを語るのが、初期の持ちネタで、実際、運動能力は高い。陸上・十種競技の元日本チャンピオンだ。

 ただ、最近は別の戦いが注目されている。

 安倍晋三元首相の国葬について「税金を使うって決して悪だけじゃない」と、テレビで発言。これがツイッターで「権力の犬」と批判されたことに怒り、

「まだこんな、人を犬に例えるよう差別用語を使って人を揶揄する輩がいる。(略)然るべき対応をしましょうかね」

 と、反論した。

 さらに、プロ野球・巨人の坂本勇人選手の女性スキャンダルについて、

「そりゃあモテるわ。(略)よく知らない人がリークしてるっていうのはなんだかなぁと思う」

 と、ユーチューブで語って炎上。すると、

《二人で堕した子供に心から手を合わせて反省して詫びろ》

 と、前言を翻すかのようなツイートをして、今度は「筋肉風見鶏」とからかわれた。

 とまあ「百獣の王」が「犬」や「鶏」呼ばわりされる事態となったわけだが──。