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ー “税金ドロボー”批判の声は目に見えて大きくなり
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ー 暴露がネットで話題にならなくなり……

 今年の2月にYouTube界に彗星のごとく現れたダークヒーローの『ガーシー』こと東谷義和氏。いや今は『ガーシー議員』が正式名称のようだが──。

 いまさら説明するまでもないが、詐欺を働いていた人間がYouTubeチャンネルを開設し話題に、芸能人や実業家の裏を次々と暴露してきたガーシー。しかし国会議員になって逆風が吹き始めた。ただの“暴露系YouTuber”なら問題なかったのかもしれないが、議員となれば求められるものが違ってくる。暴露を続けてもらいたいと、彼と所属する『NHK党』に1票を入れたファンは別段不満はないようなのだが、国会議員としての彼の活動に疑問を持つ人は多い。

“税金ドロボー”批判の声は目に見えて大きくなり

 特に、国会が開かれていても帰国して出席しないことに非難が集中している。すると、ガーシーは自身のインスタグラムに議場の写真をアップし、

《他にもこれだけの人間が欠席して、何人の爺ちゃん議員が居眠りしてる?》

《で、オレだけ攻撃? アホなんですか?》

《オレだけが気に入らんのやったら気に入らんって、男らしくケンカうれや!買ったるから笑笑》

 と豪語。他の議員も欠席しているのに自分だけ叱責されるのは納得がいかないとご立腹のようだが、

「叱られて言い訳している子どもみたいですね。他の議員は何かしら欠席を認められる理由があるんでしょう。またガーシー議員はインスタグラムで“オレにしかできひん政治家のカタチ見せたるわ!”と言っていましたが、今のところ政治活動らしい活動をしている様子は見られない。盛んにリモートで、リモートでと叫んでいましたが、リモートで国会に出席できるように働きかけている様子もありません。“税金ドロボー”と言われるようになって目に見えて批判の声が大きくなっています」(キー局政治部記者)

 7月に“YouTubeの利用規約に反していた”として、アカウントをBAN(停止)させられて以降、公約として挙げていた暴露は期待ほど進んでいない。コラボした別のチャンネルからもガーシーが出演する動画は削除されてしまうという。そんななか、9月30日に、自身の会員制サロン『GASYLE(ガシル)』で女優の浜辺美波、川口春奈の『パパ活疑惑』、そして橋本環奈の暴露予告を行った。

2020年エランドール賞授賞式での橋本環奈('20年2月)
2020年エランドール賞授賞式での橋本環奈('20年2月)

 若手女優の中で、いま一番売れていると言っても過言ではない3人だけに業界に及ぼす影響は計り知れないと思われたのだが、意外にも波風は立っていない。

 川口の主演ドラマ『silent』(フジテレビ系)は予定通りの10月6日に放送がスタート。初回放送2日目で“見逃し配信再生回数”は160万回(FOD、TVer、GYAO!の合計値)を突破。フジテレビのドラマで歴代最速記録となった。橋本に至っては『紅白歌合戦』の司会に抜擢されたことが発表されたばかり。