Netflixドラマ『極悪女王』(2023年配信予定)の撮影中、主演を務めるお笑いタレント・ゆりやんレトリィバァが背中や頭を打ちつけ、2週間の安静を要すると診断されたというニュースが、業界内外で物議を醸している。31日の夕方、自身のツイッターで退院を報告し、診断結果について「問題なかった」と呼びかけたのだが……。

 監督は白石和彌氏、企画・脚本・プロデュースは放送作家の鈴木おさむ氏が手掛ける『極悪女王』。同作でゆりやんは、1980年代の女子プロレス界で“悪役レスラー”として活躍したダンプ松本役に抜てき。ゆりやんといえば、昨年“45キロの減量”に成功したとして話題になったが、今年6月30日にドラマの情報が解禁された際には、ダンプ役のために“約30キロ増量”したことが明かされていた。

ハラスメント疑惑をかけられた監督

 まさに“体当たり”で『極悪女王』の撮影に挑んでいたゆりやんだが、10月27日、ニュースサイト「文春オンライン」が彼女の緊急入院をスクープ。記事によると、ゆりやんは撮影で「頭から落ちる技を受ける動きを100回以上」繰り返していたそう。

 この影響か、本人は頭に痛みを感じていたというものの、撮影を続行。しかし後日、病院で受診したところ、脳の損傷が発覚して緊急入院に至ったそうだ。記事にはそのほか、ゆりやんが以前にも同ドラマの撮影中に指の怪我を負っていたという記述も。

 この報道が出た同日、Netflix側も「先日『極悪女王』撮影中において、ゆりやんレトリィバァさんが演技中に背中及び頭を打ったことを受け医師の診断を受けたところ、大事をみて2週間の安静の指示を受けられました」と発表。ゆりやん本人もTwitterを更新して「ご心配をおかけして申し訳ありません」「受け身を失敗してしまいました」「早く元気になります」などと報告した。

 ネット上には「ゆりやんさん、本当にお大事にしてほしい」「後遺症とかないといいけど……」などと心配する声のほか、「トレーニングを積んだプロレスラーと素人とでは、受け身から何からワケが違う」「人の体をなんだと思っているのか」「もっとキャストを大切に扱ってほしい」「撮影環境を改善すべき」というように、制作側への批判も噴出している。

 ちなみに「文春オンライン」は、「今回の件で最も責任を感じている様子なのは白石監督」と伝えていたが……。

「映画『孤狼の血』シリーズや『死刑にいたる病』などを手掛けてきたことで知られる白石監督は、今年、日本映画界の性暴力・ハラスメント告発が相次いでいた中で、対策の必要性を訴えていました。ところが、そんな白石監督も過去、女優にハラスメントをしていた疑惑が取り沙汰されたことも」(テレビ局関係者)