オーディションは落ち続けてもやる

 海外作品への挑戦では、ある心境になった。

「オーディションがあって、その返事がすごく待ち遠しかったんです。やることはやったので絶対に大丈夫だと思っていたのに2週間後、違う人に決まったと知ったときは、悔しくて数日ショックでした。でも、その後に一生懸命やってダメだったことに悲しむ必要はないし、もっとほかに大切なことがあるという気持ちになりました。実は別の目的のほうが大きくて、純粋にその仕事がやりたいわけではないことにも気がついた。もし合格してやっていたら、つまらないと感じていた可能性もあったと思います。

 外国作品のオーディションは落ち続けてもやります。元気ならあと20年はできると思っています。『G.I.ジョー』は募集年齢が60代~80代と書いてありましたから。

 プライベートでは脂ぎったことはとっくの昔に終わっています(笑)。

 仕事もギラギラ感がなく淡々とやってきたつもりだけど、80歳になっても仕事を続けていたいと思うと、欲はなくても一生、脂ぎっているんでしょうね(笑)

ライザップCM出演の条件はサーフィン 

 サーフィンは都心から海辺に転居したことがきっかけ。

「最初はワイン片手に、サーフィンをしている人を見あ、海に浮かんでいるだけでも気持ちよさそうと思って52歳ぐらいに始めました。

 ライザップのCMは、サーフィンをするのを条件に受けました。ただダイエットするのが目的ではなく、その身体を手に入れた後、何をしたいのかを表現しないと意味がないと思ったからです」

映画『わたしのお母さん』
11月11日(金)より全国順次公開
配給:東京テアトル
(C)2022「わたしのお母さん」製作委員会
撮影/廣瀬靖士
ヘアメイク/MARI SPIELEN
スタイリスト/山田陽子(マージュ)
衣装/SOEJU