競技が異なるプロ選手同士の合同自主トレは珍しいことではなく、トレーニング方法や情報交換をする良い場となっているよう。この時もダルビッシュ、そして古閑はともに数人の後輩選手やスタッフを連れて参加。

 ところが、自主トレをしている間、ダルを“ロックオン”するかのように隣を終始キープしていた古閑。そんな空気を周囲も察していたのか、合同練習以外では2人の間に入らずに気を遣っているようにも見えた。

ダルにはこの時、妻・紗栄子がいた

 そして練習を終えると寄宿先の宮崎市内の高級ホテルに戻り、オフ時間も一緒に行動したダルと古閑。この頃、紗栄子というれっきとした妻がいたダルビッシュ。彼女の地元・宮崎での自主トレは恒例行事であり、例年は妻の実家に寝泊まりしていたはず……。

「すでに紗栄子とは離婚協議の最中にあり、双方が代理人を通じての話し合いが行われていました。そんな中で完全非公開にしてまで、一緒に宮崎入りして自主トレをした相手が古閑だった。ダルの気持ちはともかく、彼女にしてみれば“チャンス”とばかりにウキウキした心持ちだったのかも。

 でも結局、海を渡ってメジャーリーガーになった、ダルの夫人に収まったのは元女子レスリングの山本聖子。古閑の恋はここでも実らなかった、というか、彼女はひとりの男性に満足する器ではないのでしょう(苦笑)」

 彼女を育てた父・宏二郎さんはプロスポーツ選手として厳しい世界で戦う娘に対して、男性に惚れ込んでしまってはプレーに支障が出やすいとのことから、逆に「男を食うような女になるんだよ」と常々説いてきたという。

 古閑はその真意を、少し間違えちゃったのかもしれない。