10月30日、アニメ『ルパン三世』の人気キャラクター『峰不二子』を改造したフィギュアを販売したとして、鹿児島市の男性会社員(45)が逮捕された。

「フィギュアには、いわゆる“魔改造”と呼ばれる性的な表現を強調した改造が施されていました。この男性は既存のフィギュアの頭部を切り離し、別のキャラクターの胴体と接合するという改造を施していたそうです。魔改造フィギュアには熱心なファンも多く、インターネットで高額売買されることも珍しくありません」(全国紙記者)

“魔改造代行”業者も出現するほどの需要

 調べてみると、ネット上では今もなおさまざまなキャラクターが、2万円から3万円で売買されている。中には『ONE PIECE』のナミやハンコック、『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイやアスカ・ラングレーなど、国民的人気アニメのキャラクターを扱っているものや、“魔改造代行”を謳っている業者も見受けられる。

 このような現状に対し、東京都内のフィギュアショップの店員が複雑な胸のうちを明かしてくれた。

「フィギュアを個人的に改造して楽しむお客さんはたくさんいます。でも、大前提としてそういった方々は、作品の世界観を大事にしていて、大好きな作品を貶めるようなことはしません。みなさん時間と労力を注ぎ込んで楽しんでいらっしゃるので、今回の件でフィギュアの改造に対するイメージが悪くなってしまうのは悔しいですね」

 確かに、フィギュアの世界ではオリジナリティ溢れる改造を楽しむファンが数多く存在している。一方で、今回は露骨に性的表現を施した魔改造フィギュアが取り締まりにあったわけだが、魔改造はなぜ犯罪行為となってしまうのか。今井関口法律事務所の弁護士・齋藤理央さんに話を聞いた。