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ー 社会問題を描いた月9ドラマが好評
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ー 最後に予想を上回る差し入れ

《モコモコのサンタ服を着て、クソ暑い夜の街を走り回り、汗と涙と血ヘドでグチョグチョのクリスマスを過ごさせていただきました》

 吉沢亮が、真夏の過酷なロケに挑んだ映画『ブラックナイトパレード』が12月23日に公開される。人気コミックを実写化した同作は、よい子のところには希望のプレゼントを持った“赤いサンタ”、悪い子のところには欲しくないプレゼントを持った“黒いサンタ”がやってくるという、実際の伝承をもとに描かれるコメディー作品だ。

「吉沢さん演じる“受験失敗、就活失敗、彼女なし”の主人公が、ひょんなことから“ブラックサンタ”になり、激務をこなします。同僚役を務める橋本環奈さんと中川大志さんは、10月下旬に熱愛報道があったばかり。ふたりの共演作という面でも注目を集めています」(スポーツ紙記者)

 2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』で主演を務めた吉沢は、活躍の場を増やし続けている。

「晩年の渋沢栄一から存在感の薄い“ゴースト社員”まで幅広い役柄を演じることができる、と評価はうなぎ上りです」(テレビ誌ライター)

社会問題を描いた月9ドラマが好評

 12月19日に最終回を迎えた月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系)では、主役の小児科医を熱演した。

「初回視聴率こそ10・3%と好発進だったものの、以降は7・5%を記録するなど少々苦戦。ただ、北海道を舞台とした地域医療の厳しさについて問題提起するという切り口が新鮮で、ファンは確実についていた印象です。吉沢さんの一生懸命な姿勢はもちろん、母親役を務めた大竹しのぶさんの名演も光りました」(同・テレビ誌ライター)

 座長としての振る舞いも板についたのか、現場は和気あいあいとしていたという。

「吉沢さんの幼なじみ役だった高杉真宙さんや生田絵梨花さんたちと休憩時間にもキャッキャと笑い合っていました。医療ドラマは重たいテーマを扱うぶん、カメラが回っていない間は明るい雰囲気になるように心がけていたようです」(制作会社関係者)