目次
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ー 今年もハイレベルなM-1決勝戦
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ー オズワルド伊藤俊介へ浴びせられる誹謗中傷
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ー 全員が納得する審査方法はない

M-1グランプリ2022』が、かつてない激戦で幕を閉じた。

「優勝したのは、ウエストランドでした。“あるなしクイズ”に答える形式で、井口さんがお題に次々と毒舌を吐いていくネタで、見事に観客や審査員の心を掴みました」(お笑いライター)

今年もハイレベルなM-1決勝戦

 今年もハイレベルな戦いが繰り広げられた決勝戦。さや香や男性ブランコなどの9組に加え、敗者復活戦を勝ち抜いたオズワルドによって行われた。

「敗者復活戦は、準決勝で敗退した組がネタを披露し、それを見た視聴者のインターネットとテレビのデータ放送での投票で結果が決まります。おもしろいと思った3組を選び、その得票数が多い組が再び優勝へのチャンスを得ることができます」(同・お笑いライター)

 人生を変えるチャンスを目の前に、どの組も本気の“勝負ネタ”で挑むため、勝ち上がれなくとも評価されるコンビは多い。

「'19年には当時まだあまり知られていなかったラランドが爪痕を残し、現在ではすっかり売れっ子になりました。敗者復活戦で2位だった令和ロマンは、来年以降注目されるのではないでしょうか」(放送作家)

 実際、SNS上でも令和ロマンへの評価は高かった。その分、投票で勝ち上がれなかったことへの不満も目につく。

《オズワルドより令和ロマンのが面白さは上だったと思っちゃうんすよね》

《ネタ見たら圧倒的に令和ロマンがウケてたと思うのだけれど、、、》

 オズワルドは決勝進出経験があり、テレビ出演なども多く知名度が高いため、ネタの中身以外が評価されたのではないかと、投票システムの刷新を望む声まで。

《あの令和ロマンの出来で12万票差がつくならもうシステム見直さないと無理だろうな……》

《来年からM-1グランプリの敗者復活2位が上がれるようにしませんか?
(中略)やっぱ人気投票なんやな》

 こういった声をわざわざ本人に届ける人までいるようで、オズワルド伊藤俊介は、大会を終えた2日後に自身のSNSで苦言を呈した。