目次
Page 1
ー 新たな“ラスボス役”は瑛太!?
Page 2
ー 得体の知れない怖さ

 見逃し配信の歴代最高再生回数を記録した『silent』(フジテレビ系)。放送終了から1週間以上が経過しているが、いまだにネット上を中心に絶賛の声が相次いでいる。

 そんな話題作の影に隠れてしまってはいたものの、同じく今期に放送された『エルピス―希望、あるいは災い―』(フジテレビ系)も、視聴者から高評価を得た作品だった。

新たな“ラスボス役”は瑛太!?


「長澤まさみさん主演の社会派ドラマです。テレビ局の裏側を民放ドラマで描くという挑戦的な試みで、その鋭い切り口や作品としての完成度が、マスコミ業界の人々やドラマファンから支持されました。演者、脚本、演出の3拍子がそろっており、今期ドラマのナンバーワンという声もあるほどです」(スポーツ紙記者)

 視聴率や見逃し配信の再生数で大きな話題となることはなかったが、劇中で異彩を放っていたのが“真犯人”役を演じた永山瑛太だ。

「素性のわからない謎の男として長澤さんの前に登場し、ストーリーが進むにつれて疑惑が深まっていくという、重要な役どころを演じました。ドラマ放送前に発表がなく、サプライズ出演だったことで、視聴者に衝撃を与えましたね」(同・スポーツ紙記者)

 真犯人役を担った瑛太が本編に登場したのはごくわずかな時間だけ。それでも視聴者からは、

《ちょっとしか出てないのに存在感がすごい》 《あの役は瑛太じゃないとだめだった》

 などと、大きな爪痕を残したことが伝わってくる。

「今秋、香川照之さんがホステスへのセクハラ騒動でテレビ業界から離れ、新たな“ラスボス役”は誰かという話題で盛り上がりました。今回の『エルピス』を経て、瑛太さんが有力候補のひとりになったと言えるかもしれません」(前出・スポーツ紙記者)