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ー 時代劇が似合う顔 “3つのポイント”
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ー 木村拓哉・松本潤は時代劇に向いている? 

 1月8日からスタートの大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合ほか)では、松本潤が徳川家康役、岡田准一が織田信長役で出演。1月27日公開の映画『レジェンド&バタフライ』では木村拓哉が織田信長を演じたり、1月8日放送のスペシャルドラマ『必殺仕事人』には東山紀之、TOKIOの松岡昌宏、Hey! Say! JUMPの知念侑李が出演するなど、近年ジャニーズのタレントたちが相次いで時代劇に進出している。

 しかし、個性豊かなイケメン揃いのジャニーズだからといって誰もが時代劇にハマるわけではない。どんな顔が向いていないのか、ジャニーズ的”時代劇がっかり顔”を徹底分析! 

時代劇が似合う顔 “3つのポイント”

一般的に時代劇を判別する観点としては、大きく分けて3つのあります

 そう教えてくれたのは、『顔タイプ診断で見つかる本当に似合う服』の著者で『日本顔タイプ診断協会』代表の岡田実子さん。その人の顔のタイプから似合う洋服や髪型、メイクなどを多くの人にアドバイスしてきた顔診断のスペシャリストだ。1つ目のポイントは、頭や顔の形にあると話す。

「頭のいわゆる鉢と呼ばれる部分が横に張っている人。そういう人は丸顔が多いんです。丸顔って幼い顔の型なので、ちょんまげのかつらをかぶると、どうしても子どもっぽく見えてしまいます。青年期とかそういった若い年代の役ですとまだ合いますが、武将などの大人の役はちょっと合わないと思います。また、昔の武士の絵や写真を見ると細面の方が多くて、丸顔の人は割と少ないんです。そういった時代的イメージに合いづらいのも、丸顔が時代劇にあまり向かない理由だと思います」(岡田さん、以下同)

 時代劇に向かない顔の残り2つのポイントは、目にあると岡田さん。

「目が垂れている方は優しく見える分、弱い印象になるので向かないですね。刀などで戦う場面もあるので、目がキリッとした男っぽい顔の方がやっぱり時代劇に合います。もう1つは目が離れている方。幼児期って鼻が低くかったりして、目が少し離れ気味のバランスで見えることが多いんです。そういった意味でも目が離れていると幼く見えるので、どこか弱々しいイメージに見えてしまい、武士のような戦う役は合いません。時代劇が似合うのは、この3つのポイントの真逆な顔の人。細面で立体的で目がスッとしていて男っぽい方。ジャニーズの中では東山紀之さんをイメージしていただくと、いちばんわかりやすいかと思います」

東山紀之
東山紀之

 こういった点を踏まえて、時代劇に向かないジャニーズの顔を選んでもらうと……。