報道直後というタイミング、謝罪を受け、自分としては解決したという事実の明確な表明は適切(本心から納得していたかは別として)だった。そして「意気消沈ゴリラ」というパワーワードが何より温かい笑いを引き起こし、夫のイメージダウンを防いだのだ。 

 相方の松本人志も「飯がうまい」「(ASKAの薬物不祥事を謝罪した)CHAGEばりに俺も謝らなあかん」などと“笑いの援護射撃”を送り、事態の沈静化に貢献。結局浜田のレギュラー番組は何一つなくなることはなかった。

 そもそも、浜田はプロ意識が高く、周囲への心配りも欠かさず、仕事仲間の評判はすこぶるいい。

 もちろん親切全開というタイプではないが、要所要所で見せる配慮が後輩たちに大きく響くのだ。

 かつてTBS系ドラマ『十年愛』(1992年)で浜田と共演した鈴木杏樹は、3年前のラジオ番組で撮影現場での出来事をこう振り返る。

ドラマ『十年愛』制作発表で。左から大江千里、田中美佐子、浜田雅功、鈴木杏樹(1992年9月11日)
ドラマ『十年愛』制作発表で。左から大江千里、田中美佐子、浜田雅功、鈴木杏樹(1992年9月11日)
【写真あり】おしゃれコーデで運動会に来た浜田と小川、結婚式でゴンドラに乗っちゃった浜田と小川

 演技においてスキル不足で「TBSのありとあらゆる方」に怒られていたという鈴木。そして現場で泣き出してしまった際、浜田は必ず“たばこ休憩”を取り始めたのだという。

 つまり、鈴木の号泣で撮影が遅延しているのを目立たせないため、それに合わせて自分からプチブレイクを作りだしていたというわけだ。人柄が「本当に温かいんです」とのこと。

 また、後輩たる若手芸人たちにはもちろん“厳しい”視線を欠かさないが、彼らの成長を促すようなエピソードがある。

 お笑い界の大将たる浜田と食事のような場になると、若手芸人たちは時として過剰な心遣いをしがちだ。

「例えば、飲み会後に道でタクシーを無理やりに止めて『浜田さんさあどうぞ』のように見送りをしようとした地方出身の若手がいると『お前そんなことするために東京来たんちゃうやろ、お笑いしに来たんやろ』と叱責するのだそうです。もちろん気配りは必要だが“太鼓持ちのようになるな、芸を磨くことを忘れるな”という浜ちゃんからのメッセージでしょうね」(テレビ局社員)

 このような気配りと人望がある限り、これからも“浜ちゃん”人気と好感度は下がることはなさそうだ。

 ひとまず、松本人志が出演する次回1月22日の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で松ちゃんからの一言も注目されるーー。