参加女性に“帰るの?”と肩を落とし

“再始動”の第一歩となるワークショップは、1月中旬の平日に開催するという。週刊女性が入手した情報を確認すると、募集のメールには、本人のコメントとして、

《今年は自主映画時代に戻って、原点回帰で、作品を夏イン目標で準備することにしました。予算は小さいですが、志は高く作品創りをします》

 という言葉とともに、主演を含めた人材募集も兼ねている旨が記されていた。そして、夏にも新作映画の撮影をスタートする予定とも。

 例によって“キャスティング”を匂わせた募集となっているが、どのような内容なのか。ワークショップの当日、週刊女性も都内の会場に向かうと、長らく“行方不明”となっていた榊が現れた─。

 ワークショップ自体は約3時間。終了後、ハットをかぶり、黄色いマフラー姿の榊が会場の外に出てきた。数人の参加者を連れて歩く榊は、ジェスチャーを交えて話すなどテンションが高め。最寄りの駅に着くと、居酒屋を探し始めたが、どうやら参加女性の1人が帰るようだ。すかさず榊が“帰るの?”と少し肩を落としている様子も見られた。

 その後、残った参加者らと深夜12時ごろまで酒を酌み交わした榊。上機嫌なまま電車に乗り、ひとり帰路に就いたのだった……。

1月中旬に開催したワークショップの後、榊英雄は参加者たちと居酒屋に立ち寄ってから上機嫌なまま帰路に就いた
1月中旬に開催したワークショップの後、榊英雄は参加者たちと居酒屋に立ち寄ってから上機嫌なまま帰路に就いた
【写真】復帰後も“ワークショップ”を開く榊監督、終了後は飲み会を開き、上機嫌な様子で……

 榊が久しぶりに開いたワークショップについて、彼をよく知る映画関係者に話を聞くことができた。

「その日は“一粒万倍日”と友引が重なっていて、とても縁起がいいとされていることから、選んだそうです。当日はわずかな時間しか休憩を挟まず、熱心に演技指導をしていたと聞いています。脚本まで用意していたし、熱量はそうとうなものですよ」

 復帰への道を歩み始めた榊については、こんな話も。

彼は性加害の過ちから心機一転するため、“今後は『榊シンイチ』に名前を変えて活動していく”と語っていました。募集の段階からワークショップ中も、昨年の騒動についてはいっさい触れなかったようですし、監督として一から再スタートする考えなんでしょう」(同・映画関係者)