「自分の声にコンプレックスを抱えていたからだそうです。しかし、作品を重ねるごとに共演者からの刺激を受け、熱量が伝わる芝居ができるようになりたいと思ったようです」(前出・テレビ誌ライター)

 では、キンプリの中で“演技力ナンバーワン”は?

岸優太は“黒幕”役ができる

永瀬くんがいちばんドラマの出演数も多いですし、そのぶんの経験を感じます。'21年の朝ドラ『おかえりモネ』でも、繊細な気持ちの揺れを表現していたので、見ていて安心感がありました。昨年、日本テレビ系で放送された主演ドラマ『新・信長公記』では、武将が出てきて、バトルをして、学園モノで、未来の話という想像もつかないような設定の中、強烈な共演者たちの演技を受け止めていて見事でした」(ペリーさん)

 永瀬の抜群の演技力が発揮されるのは、ドラマや映画の中だけではない。

「雑誌の撮影現場で、カメラマンからの“かわいく”“カッコよく”といったリクエストに応えるのが、とにかく上手でした。写真で表現するのが難しいような表情も、少しずつ変化をつけていろんな顔を見せてくれました」(出版業界関係者)

 一方、俳優としての仕事がグループの中でやや少なめなのが神宮寺だ。

「フジテレビ系で'21年、'22年に放送された『准教授・高槻彰良の推察』で、メガネをかけたときの演技が面白いと感じました。小道具一つで風貌をガラッと変えられるところが魅力的なので、これからお芝居の面でも活躍できるのではないでしょうか」(ペリーさん、以下同)

4月上旬『ラストマン』の撮影中の永瀬廉(左)と'21年『准教授・高槻彰良の推察』の撮影合間の神宮寺勇太
4月上旬『ラストマン』の撮影中の永瀬廉(左)と'21年『准教授・高槻彰良の推察』の撮影合間の神宮寺勇太
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 岸は、'21年ごろからドラマや映画への出演が増加傾向にあった。『すきすきワンワン!』での優しい眼差しも記憶に新しいが、ペリーさんが評価するのは別の一面だ。

「'22年に出演していたテレビ朝日系の『必殺仕事人』では、悪に染まっていく役を演じていました。物語の中では重要な役でしたが、イメージ的にアイドルとしては避けたい役どころでしょうし、チャレンジだったのではないでしょうか。それをあえてやったことで、今後、主人公を脅かすライバルや“黒幕”などの面白い役をやれると思うんです」

 今後の活躍に期待を寄せる。