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ー 着用したユニフォームが約1700万円で落札

 テレビやネットのニュースで、その活躍や発言が連日のように報道され、冷めやらぬ大谷フィーバー。その人気から、サインボールやカードなど大谷選手関連グッズの価格が高騰中だ。フリマサイト『メルカリ』にも無数の出品があり、中には100万円超えの値段をつけたグッズも多数存在している。まさに青天井の出品競争となっているが、どんなグッズに価値があるのだろうか?

「まずは本物と証明できるグッズかどうかで価値が変わります。実際に球場で大谷選手からサインをもらったグッズだとしても、それが証明できなければ価値がつかないですね」

 こう話してくれたのは、テレビ東京系『開運!なんでも鑑定団』で野球関連の鑑定士を務める、MLBグッズ・メモラビリア通信販売専門店『COLLECTIBLES FIELD』代表の山本清司さん。

「いまメジャーリーグ機構が選手のサイングッズなどを管理していて、個体識別番号のついたホログラムのシールをグッズに貼っています。その識別番号を公式サイトなどで入力すれば、選手がいつどこでサインを書いたのかなどがわかるんです。そういった関連グッズを買うのが安心だと思います」(山本さん、以下同)

着用したユニフォームが約1700万円で落札

 山本さんの店にも、大谷選手グッズの問い合わせが増えているそう。

今年は球場で配布されるグッズの問い合わせが多いです。4月に大谷選手が13奪三振をしたときに配布されたバブルヘッド(首振り人形)は人気でした。7月に大谷選手とマイク・トラウト選手のバブルヘッドが配布されるのですが、その問い合わせもすでにきています

 ますます大谷選手グッズの人気が高まる中、本当に価値のあるお宝品はどういうものなのか。

最近、市場に出たものであればWBCで大谷選手が着用したユニフォームが、オークションで約1700万円で落札されました。それが一番話題の逸品じゃないでしょうか。MVPを獲得した2021年のときに着用していたユニフォームも、軒並み1000万円を超えています

『メルカリ』のサイトでは大谷翔平関連の高額出品が多数
『メルカリ』のサイトでは大谷翔平関連の高額出品が多数

 ルーキーイヤーの2018年から2021年のサイングッズも人気が高いそう。

去年からサインの形が変わっているので、2021年までのサイングッズは、ものにもよりますが15万円以上の品が多いです。それと、日本ハム時代のものもサインの形が違うので人気ですね。大谷選手の活躍次第ではますます値段が上がって、手の出しづらい金額になってしまうかもしれません

 早くも今年のMVP候補という声が上がるなど、ますますの活躍が期待される大谷選手。関連グッズを買っておけば、さらに値上がりする可能性も……。今から“大谷投資”初めてみる!?