業界でも有名だった広末の奔放さ、ゆえに─

 業界内で佐藤を擁護する声のなかには、“広末涼子に迫られたから"という決めつけを持っている人も少なくない。当時、佐藤は24歳で広末は9歳上の32歳だったということに触れ、

広末さんの“奔放さ"に関しては世に出ていない話でもよく聞かれるところでした。共演者にも積極的に話しかけ、グイグイと引っ張っていくところがありました。なので、佐藤さんはその流れで断れなかったのでは……とみる関係者もいます。もちろん佐藤さんはこのことについて周囲にも話すことがなかったといいますし、よりそのイメージがついたのでは」(映画プロデューサー)

 広末のそういった一面については筆者も過去に目撃したことがある。

 取材で都内のクラブを訪れたときのこと。たまたま広末を目撃したことがある。彼女がモデルの岡沢高宏氏と最初の結婚をする前、当時交際相手として報道もされていた俳優の金子賢と一緒にいたのだ。

 彼女は泥酔している感じではなかったが、かなりのハイテンションではしゃいでいて、ショットグラスで何杯も酒を煽っていた。その様子を見ていると、あろうことかカウンターにいた私のそばに来て「もっと飲みなよ」とあのエンジェルスマイルで話かけてきたのだった。もちろん面識はない。そして、会話もそこそこに広末はまた踊りに繰り出したのだった──。一方そのころ、疲れ果てていた金子はクラブの外に出て休んでいた。そして、そのままいつまでも待たされていたのだった。

 佐藤も相手が広末で命拾いしたかたちだろうか。

<芸能ジャーナリスト・佐々木博之> 宮城県仙台市出身。『FRIDAY』で取材活動をスタート、記者歴37年のなかで数々のスクープを手がける。現在はテレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中