目次
Page 1
ー バットに心臓マッサージ
Page 2
ー 天然すぎる“長嶋茂雄伝説”
Page 3
ー 天然キャラたちの特徴

「俺のグローブどこ?」

 今年3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の裏側に密着したドキュメンタリー映画『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』。観客動員数85万人を突破し、7月1日から『Amazonプライム・ビデオ』で配信がスタートした作品のラストは、冒頭の大谷翔平の言葉で締めくくられ、映画館で鑑賞したファンからはこんな声が聞こえてきた。

バットに心臓マッサージ

「二刀流で活躍し、決勝のアメリカ戦では最終回に登板して胴上げ投手になった大谷選手の勇姿を見に行きました。優勝が決まった瞬間、興奮のあまりグローブと帽子を投げて喜びを表現していましたが、歓喜が少し落ち着くと、自分で投げたグローブを必死に探す姿が。その天然行動が映画のラストシーンにあり、観客からは笑い声が上がっていましたね」

 ネット上には《大谷が天然だということを思い出させてくれた映画》といった感想も。大谷の天然行動はこれだけではないようで。現地で取材をするスポーツライターの梅田香子さんに話を聞くと……。

「コロナ禍でのリモート会見では、回線の影響で記者からの質問が聞き取れないと変顔をよく見せていました。不調のとき、バットに心臓マッサージをしていたのも天然さがうかがえる行動ですよね」

 大谷の天然エピソードはまだまだある。

「昨年、オフシーズンの様子を『フライデー』が報じたときには、迎えに来た車を間違え、違う車に乗り込もうとする姿が目撃されていました。また、'21年のホームランダービー後、クーラーボックスの上に座った大谷選手は、水分補給をするためクーラーボックスを開けようとするも、自分が座っているため開けることができず。

 それでも必死になんとか開けようとする姿が、現地のファンの間でも話題になりました。さらに、チームメートが試合後にテレビの取材を受けているにもかかわらず、カメラの前を横切り、怒られるといったこともありましたね」(現地メディア関係者、以下同)