白米を炊くことは、節約に効果的

 食べ物での節約といえば、マシンガンズ・滝沢秀一(46)も、'20年7月27日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』で質素な食生活ぶりを披露。

(左から)マシンガンズの滝沢秀一、滝沢の妻・友紀さん
(左から)マシンガンズの滝沢秀一、滝沢の妻・友紀さん
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 夕食のおかずは育ち盛りの子どもを優先。滝沢は通常捨てられそうな野菜の皮を再利用したきんぴらを主菜にするという。また、自身のTwitterでは仕事中のお弁当として白米とふりかけだけの弁当をアップしている。

実は白米を炊くことは、節約に効果的。外食費を減らすためにはどうしたらいいか質問されたときはまず米を炊きましょうとアドバイスします。というのも、外食を頻繁にする人って作るのが面倒だから外で済ませたいという心理が働いているんです。でも、家でお米が炊けてれば、とりあえずそのお米は無駄にしたくないから、家に帰りますよね。おかずだけ買って帰るにしても、外食するよりは安く済みます

 さらに弁当に関しても、お米だけ容器に詰めて持っていけばいいとアドバイス。

「毎日きちんとおかずを彩りよく詰めるお弁当を作るのは大変。そんなときは無理せず、米だけ持っていけばいい。おかずやスープだけをコンビニで買ってもいいですし、レトルトカレーをかけるだけでも十分美味しい。外食をするより安くあがるはずです」

 一見、奇想天外な芸人の倹約術も、中には参考になるものも多いと和田さん。

「名前のあがった芸人さんはみなさん節約生活を楽しく送っているのが素晴らしいと思います。春日さんは節約自体が目的になっていますが、節約は本来、有意義で大切なことにお金を使うために備える手段。人生でどこにお金を使うべきかビジョンをしっかり持って、賢く楽しく節約してもらえたらと思います」

わだ・ゆうき 節約アドバイザー。幅広く暮らしや家事の専門家として多方面で活動。環境カウンセラーや省エネルギー普及指導員でもあり、2007年には環境大臣より「容器包装廃棄物排出抑制推進員(3R 推進マイスター)」に委嘱されるなど、環境問題にも精通する

取材・文/諸橋久美子