2歳までにほぼ100%の子が感染する

 RSウイルスは冬に流行するといわれていたが、異例の広がりとなっている。今、こうした感染症が増加する要因は感染対策の緩和にある。

コロナ禍では人と接触する機会も少なく、感染予防もしっかりとしていたので、風邪にかかることが少ない状況。RSウイルスは生後1歳までに半数が、2歳までにほぼ100%の子が感染するといわれています。罹患して免疫を獲得していきますが、コロナ禍で免疫がない子どもが多い。感染対策が緩和された今、一気に感染拡大しているのかもしれません

 コロナも緩やかな増加傾向で“第9波”とも。沖縄県内では、今月25日までの1週間で病院に搬送された新型コロナの患者は157人と前週の約1・3倍に増え、感染が急拡大している。さまざまな感染症が流行する今、感染予防策は必要なのかもしれない。

手洗いやうがい、マスクの着用などは予防策になります。タオルや食器を分けるなどは、家族内感染予防にも効果的です。お子さんが残した食事を、もったいないと食べることもあるかもしれませんが、そうしたことは避けたほうがいいでしょう

 RSウイルスは大人が感染しても症状が軽く、気づかずに感染を広げてしまう可能性も。また、ヘルパンギーナの場合は大人のほうが強く症状が出る傾向があり、治るまでの期間も長くなりがちだとか。

「発熱が続いたり、いつもと様子が違うと感じる場合は、ちゅうちょせずにかかりつけ医に相談してください」