目次
Page 1
ー 波紋を広げている佳子さまのひとり暮らし
Page 2
ー ロイヤルニートのイメージを払拭
Page 3
ー 秋篠宮家の負のスパイラル

「近頃の佳子さまは、ご自身にまつわる報道やネット上の声を“エゴサーチ”して、すっかり傷心しておられるご様子です……」

波紋を広げている佳子さまのひとり暮らし

秋篠宮邸の改修後も、佳子さまがおひとりで住まわれている旧御仮寓所
秋篠宮邸の改修後も、佳子さまがおひとりで住まわれている旧御仮寓所

 ある秋篠宮家関係者がそう話すのは、6月30日に宮内庁が公表し、波紋を広げている“佳子さまのひとり暮らし”について。

 昨秋に改修を終えた秋篠宮邸に佳子さまの部屋はなく、仮住まい先だった『旧御仮寓所』におひとりで住まわれていることがわかった。

約9億8000万円をかけて新築された旧御仮寓所は、鉄筋コンクリートの3階建て。延べ床面積は1400平方メートルにも及びます。ご一家は'19年2月から約4年間住まわれ、“仮住まい期間後は、秋篠宮家に仕える職員専用の事務所と収蔵庫として使われる”と公表されていました」(皇室担当記者、以下同)

ご一家は'22年度末までに新居に移られる”と発表されたのが、昨年9月のこと。それから間もなく“旧御仮寓所に私室機能を一部残す”ことが明らかになったのだ。

「突然の方針転換にもかかわらず、理由は伏せられたままでした。今年に入ってから、佳子さまの“別居”がしきりに報じられるように。各メディアは再三にわたって宮内庁に具体的な使い方を尋ねましたが、“私的な事柄であることから、お答えは控えます”の一点張りでした

 結局、引っ越しの期限から3か月を迎えるタイミングで、公表したのだった。

「国民の疑念が膨らみ続ける中、ご一家や宮内庁としても“このまま隠しておくわけにはいかない”というお考えに至ったのでしょう」

 象徴天皇制に詳しい名古屋大学大学院の河西秀哉准教授はそう推測しつつ、今回の対応の遅さを指摘する。

佳子さまが旧御仮寓所に住み続けられることが決まった段階で、公表すべきでした。内親王というお立場の佳子さまがいずれ結婚し、皇室を離れられることを想定して、“新居に部屋は不要”とお考えになったのは理解できますし、きちんと説明すれば国民の納得は得られたと思います」

 事後報告となったせいで、国民は不信感を募らせている。

佳子さまの部屋を設けなかったことについて、宮内庁は“経費削減”を理由に挙げています。しかし、具体的な削減額は把握しかねるとのこと。

 国民からは、ご一家が別々に生活することによって光熱費や警備費が余分にかかるのでは、と非難の声が上がっています。経費削減を目的としたのに“贅沢”“税金のムダ遣い”などといわれるのは、ご一家にとって想定外だったかと」(皇室ジャーナリスト)

 こうした国民の声に、当事者の佳子さまは忸怩たる思いを抱かれているようだ。

「今回に限ったことではありませんが、佳子さまはご自身に関する報道を逐一チェックされていると聞きます。

 最近、佳子さまが公務に臨まれる際、報道陣にもお顔を向けられるなど、ご対応が変化したように感じますが、これは“佳子さまが報道陣に一瞥もくれない”という報道をご覧になったからではないかと噂されているのです」(前出・皇室担当記者)