“スピード離婚”が成立した理由

 今回、広末の不倫発覚から“スピード離婚”が成立した理由は──。離婚問題に詳しい杉並総合法律事務所の三浦佑哉弁護士によると、

広末涼子と次男を抱いた夫のキャンドル・ジュン氏(2011年)
広末涼子と次男を抱いた夫のキャンドル・ジュン氏(2011年)
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「不貞行為の報道について、広末さんは自身で事実と認めているので、あくまでそれを前提としてお話します。このようなケースに至る理由は、不貞された側がこれ以上不貞した側と離婚をめぐって争うことを好まず、かつ不貞した側が慰謝料なども含めた多額の“解決金”を支払う約束をし、不貞された側が離婚に合意した、ということが多いですね。ただ、仮にキャンドル氏も同様に報じられた不貞行為をしていたと自身で認めた、もしくは証拠が存在したという事情があったとしたら、それほど多額の解決金を支払わずに離婚に合意した可能性もあります」

 スタッフもしくは友人としてキャンドル氏と関わり、週刊女性PRIMEに告発した女性たちの多くは彼のことを“策士”と評した。自身も度重なる女性問題、不倫をしていながら、明るみに出た広末の不倫を利用し、会見で自身の活動をPRしたことなどについてだ。彼が自身で不貞を認めることはないだろう。

 週刊女性PRIMEの取材によると、キャンドル氏の女性関係や不倫の事実について、広末サイドは調べを進めているという話を関係者から掴んでいた。もちろんそれは、広末も不倫をした事実はあるものの、離婚についての裁判に至った際、「キャンドル氏も不倫をしていましたよね」という事実を掴み、離婚を優位に進めるため……だったはずだ。

「過去の不倫を証明することは非常に難しいですし、当事者を探し証明できたとしてもかなりの時間がかかります。そのうえ離婚を争っているということは女優としてもイメージが良いものではない。かつ、その期間は仕事をすることは難しいですし、その状況の広末さんをキャスティングする制作サイド、CMに起用する企業はないでしょう。広末さんサイドとしては、キャンドル氏側に言いたいことは山ほどあるでしょうが、それを抑えて早期解決する道を選んだのでしょう」(芸能プロ関係者、以下同)