投資成功主婦 えまさんの場合

 新入社員時代に資産運用と投資に目覚める。失敗も経て安定第一、年間350万円の貯蓄叶えた!

 12年にわたる投資で、約800万円の利益を得たというえまさん。コツコツ型に見えるが、学生時代は貯金ゼロだったという。

「意識が変わったのは、'09年に社会人になったとき。入社時に、財形貯蓄の講座があったんです。お給料を『先取り』し、退職金を形成するために投資に回す仕組みですから、自然と限られたお金で暮らすことを意識するように」

 周囲の口コミから個別株投資にも興味を持ったものの、生活はカツカツ。そこでえまさんは節約して2年間で100万円を貯め、念願の投資を始めた。しかし、「値動きが気になって、気持ちが休まらなかった」と話す。さらに東日本大震災時には株価が下落し、大損もした。

 転機は結婚後の'18年、利益が非課税になることに興味を持ち、夫婦でつみたてNISAを始めたこと。ほったらかしでもいい手軽さに感動したえまさんは、ほとんどの日本株を売却した。'19年には今までの貯蓄を積み立て投資に。元本が増え、翌年の年間利益は155万円に。'20年にはコロナ禍で増えた在宅時間を生かし、個別株投資を再開。その後の株価値上がりで出た利益はなんと321万円! しかし、その後えまさんの投資は再び積み立て投資中心に。

「一度は儲かりましたが、値動きに心がすり減りました。ずっと続けていきたいとは思わなかったんです」

 現在は、2児のワーママをしながら、夫の稼ぎを全額貯蓄と投資に回し、年間350万円を貯蓄する。紆余曲折を経てたどり着いた“ほったらかし投資”と、儲けが出てもリスクが高い投資を続けない自制心が成功の鍵だ。

「いかに投資に心を左右させないか、を心がけています」

●えまさんのあゆみ

2011年 社会人2年目、貯蓄100万円達成を機に日本株の投資を始める。数か月後、東日本大震災により株価暴落を経験。
2018年 つみたてNISAをスタート。
2019年 投資額を増やす。ジュニアNISAスタート。
2020年 コロナ禍で増えた在宅時間を利用し、個別株を再開。資産を増やす。
2020年 中長期の資金でETFを買い付け。
2021年 投資の利益がトータルで321万円に!

えまさん●2児のワ―ママ。年間350万円を貯蓄している。節約術や暮らしのコツなど、共働きの家計管理術をインスタで公開中。著書に『貯金ゼロから「楽しく貯まる」すっきり暮らし』(主婦の友社)など。@simplehome.8
えまさん●2児のワ―ママ。年間350万円を貯蓄している。節約術や暮らしのコツなど、共働きの家計管理術をインスタで公開中。著書に『貯金ゼロから「楽しく貯まる」すっきり暮らし』(主婦の友社)など。@simplehome.8
【写真】年代別NISA(一般・つみたて)口座数の推移
えまさん●2児のワ―ママ。年間350万円を貯蓄している。節約術や暮らしのコツなど、共働きの家計管理術をインスタで公開中。著書に『貯金ゼロから「楽しく貯まる」すっきり暮らし』(主婦の友社)など。@simplehome.8