芸能界のお偉いさんたちに近づいて

 負けず嫌いは、連れ帰った息子に好かれたいという思いにもつながった。

「福原さんは離婚成立前に260平方メートル超の高級マンションを購入。子どもたちと暮らすために、2億円近いローンを組んで手に入れました。さらに、'22年10月にも150平方メートル近い高級マンションの最上階の部屋を購入。広いルーフバルコニー付きで、こちらは1億5000万円のローンで購入しています」(スポーツ関係者、以下同)

 そうまでして豪華で快適な生活環境を整えようとするのはなぜなのだろう。

「楽しい思い出ができれば“ママと一緒がいい、パパのところに帰りたくない”と思うかもしれない。そして息子さんの口からお姉さんに“ママのほうがいいから、お姉ちゃんもママのところにおいでよ”と言わせたいのかもしれませんね……」

 そのためには、福原自身も生活費を稼ぐ必要がある。騒動で激減した仕事を取り戻すために、手を打っていた。

スポーツの解説者などの仕事は、すべて白紙に。そこで思いついたのが芸能活動です。テレビ局や広告関連、芸能界のお偉いさんたちに近づき、食事などに同席。時には甘えて、時には泣いてお願いしたりと、なりふり構わず、すり寄っていたそうです。年配の人で“泣き虫愛ちゃん”を知らない人はいませんからね。愛ちゃんが成長して大人になっても、泣いてお願いされたら手を貸してあげたくなるんです」(芸能プロ関係者)

'02年、全日本卓球選手権女子シングルス6回戦で敗れ、悔しそうな“泣き虫愛ちゃん” 写真/共同通信社
'02年、全日本卓球選手権女子シングルス6回戦で敗れ、悔しそうな“泣き虫愛ちゃん” 写真/共同通信社
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 しかし、かつての好感度を取り戻すのは容易ではない。

「外国への子どもの連れ去りを禁じるハーグ条約に抵触するという指摘もあります。それもあって、今回の裁判にはハーグ条約に詳しい弁護士を代理人に立てているのかも」(前出・スポーツ紙記者)

 いざとなれば国外移住も視野に入れているともいわれている。

有力なのは中国ですね。福原さんの中国での人気は絶大ですから。きっと日本より居心地がいいのでしょう。彼女は日本向けのインスタは放置していますが、中国向けのSNSは得意の中国語で発信中。木村拓哉さんや山下智久さんの2倍以上のフォロワーを誇ります。中国には懇意にしている大企業の社長がいるのも心強い。中国がハーグ条約を締結していないことも有利です」(前出・芸能プロ関係者)

 負けず嫌いの愛ちゃんは、中国で笑うのだろうか。