自宅は事件前からシャッターやカーテンが閉まっていたという
自宅は事件前からシャッターやカーテンが閉まっていたという
【写真】セレブ女子大生だった絢奈容疑者、花嫁姿も披露していて…

 絢奈容疑者は横浜市出身。伝統ある進学校として知られるミッション系の私立女子中・高を経て立教大学に入学。ファストフード店でアルバイトしながら、カナダのトロント大学に留学したり、大学の交響楽団でヴィオラを弾いた。

海外旅行が趣味の“セレブ女子大生”

 小学生のころから海外旅行で知見を広め、英語が得意だった。渡航先はマレーシア、シンガポール、米国、韓国、中国など。SNSの投稿画像は笑顔が目立ち、時に変顔で記念写真に収まるなど、おおらかなセレブ女子大生といったところ。卒業後も大学OBらとつくるオーケストラで活動するほどクラシック音楽が好きだった。

 社会人になって興味は一変。モータースポーツにハマったり、一眼レフカメラを購入して福島競馬場でレースを撮影するなどスピード競技への関心が高まったようだ。’18年に自身のSNSに次のような投稿もしていた。

《鈴鹿サーキットで観戦して以来、すっかりF1好きになってしまいました♪ハミルトン本当にかっこいい。時速300キロメートルを超える1000分の1秒の世界での、少しずつの努力の積み重ねの結果なんだと思う。レース以外に関しても、チームやチームメイトに対する気配りを感じる》

 家族の気配りは感じなかったのか。

「嫁・姑の関係構築は難しい。夫は板ばさみになり、嫁の立場からすると味方してほしいと思うこともあるだろう。でも、ここは大都会じゃないんだから、近所に相談したりグチる話し相手がいればよかったのかも。おばちゃんでよかったら喜んで話を聞いてあげたのに、仕事と子育てに追われてそんなことを考える余裕もなかったのかな」

 と地元の女性。

 逮捕されて子育てや家族関係の悩みから解放されたいま、少しは冷静さを取り戻したはず。いったい、どこで何を間違えたのか─。