眞子さんと対面なるか

 佳子さまのペルー訪問でも、アメリカで飛行機を乗り継ぐ線が濃厚だといい、

「ニューヨークで暮らす眞子さんとお会いになるかどうか、注視されています。眞子さんが渡米してから11月で丸2年。昨今はSNSなどを用いて、世界中のどこでも連絡が取れる環境とはいえ、対面ならではのコミュニケーションもありますからね」(宮内庁関係者、以下同)

 結婚当日、自宅を出発する眞子さんを、佳子さまがぎゅっと抱きしめられた場面は印象的だったが、オンラインではハグもできない。

佳子さまは、眞子さんの結婚に際し、《これまでもこれからも、自分にとってとても大切な存在》と感想を綴られました。おふたりは、姉妹というより親友のようなご関係。2年間も会うことができない状況は、周囲が想像するよりも耐え難いと拝察します。今なお、世間から秋篠宮家に対して非難が集まっていることもあり、佳子さまも“我慢の限界”なのでは」

 しかし、国民からは少なからず批判の声が上がっている。

「一部メディアが、眞子さんとの再会計画について宮内庁に問い合わせたところ“承知していない”との曖昧な回答が。ネット上では“眞子さんに会うためのペルー訪問”“税金を使った公務の私物化”などと厳しく指摘されています」(前出・皇室ジャーナリスト)

 一方、元宮内庁職員で皇室解説者の山下晋司さんは、姉妹の再会について「何ら問題ない」と説明する。

「天皇や皇族にも私的な時間はあります。地方や外国を公式に訪問されているときも終日、公務で束縛されているわけではありません。公務に支障のない範囲で、近くにいらっしゃる知人などとお会いになることは過去にもありました」(山下さん、以下同)

 用事を済ませるついでに、家族や旧知の友人と面会するのは一般的にもよくある話で、皇族も例外ではないという。

「佳子内親王殿下がアメリカに立ち寄られるのであれば、眞子さんとお会いにならないほうが不自然なくらいです。佳子内親王殿下の滞在先に出向けば、警備上の問題はほとんどないでしょうし、堂々とお会いになればよいと思います」

 “自由の国”アメリカで、姉妹が再会する日は近い─。

山下晋司 皇室解説者。23年間の宮内庁勤務の後、出版社役員を経て独立。書籍やテレビ番組の監修、執筆、講演などを行っている