キムタクに裏切り者のイメージが定着か

「そのときのイメージが、まだ払拭されていないのだと思います」

 こう話すのは、芸能評論家の宝泉薫さん。

「2022年の『ぎふ信長まつり』に彼が織田信長の扮装で登場した際は、46万人が集まりました。さすがキムタクだと、その集客力と人気の高さが話題になりましたが、あれは有名人に対する、不特定多数的な人気ですよね。

 今回の騒動で彼にクレームを入れているのは、ジャニーズやSMAPに思い入れのある層だと思います。木村さんにとっていちばんいい対処法は、黙っていることでしょう」(宝泉さん、以下同)

 沈黙し続けたとしても、

「大炎上はしなかったと思います。1回目の会見の後にアップした《show must go on!》は、彼を事務所寄りの人間として叩きたい人には、最高の“燃料”になってしまったのかなと(笑)。

 でも彼はまだ、事務所を擁護するのかどうか、立場を明確にしていないんですよ。ジャニー氏の言葉というより、好きな言葉をアップしたという感覚なのかもしれません」

 インスタに上げた言葉には、木村の信条のようなものが透けて見えるという。

「今の時代、世間の流れに同調する人が多いですが、おそらく木村さんはそういうことをやりたくないタイプ。“同調するのはカッコ悪い”という気持ちだけであの言葉を上げたのに、なんでここまで言われなければならないの?と思っているのでは」