2023年3月11日のWBC中国戦前、言葉をかわす大谷翔平とダルビッシュ有
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 そのダルビッシュ、ともにWBCを戦って親交を深めた佐々木の意思をまたもや尊重したのだが、これが物議を醸している。2023年12月28日の音声配信サービス『stand.fm』でのダルビッシュの発言を、『デイリー新潮』がニュースとして配信(1月5日付)。記事によると、

《「応援してあげてほしいと思う。ロッテファンの方はメジャーに行かせてやれと署名活動してほしい。普通はまだ早いやんとか、吉井(理人=ロッテ監督)さんとかも球団にもっと恩返ししてからとか言うけど、そこを逆に。みんなで署名活動しましょうよ。このラジオから選手をアメリカに送りましょうよ。羽ばたいてもらいましょうよ」》

「まだ早い」という世論に反して、佐々木のポスティング容認を球団に促すための「署名活動」をするよう、ロッテファンに呼びかけたというのだ。

「いつまで現役生活を続けられるかわからない有限あるプロ野球選手。佐々木には1年でも早く、年間通してローテーションを守った経験がないことも踏まえた上で、アメリカのマウンドに立たせてやりたい選手なのでしょう。

 一線で活躍する現役メジャーリーガーの経験からくる私見でしょうが、現役生活から離れたプロ野球OBは同じようには見ていないみたいですよ」(前出・スポーツジャーナリスト、以下同)

周囲の支えがあって成り立っている

 1月9日付で配信された『夕刊フジ』記事では、ダルビッシュの古巣『北海道日本ハムファイターズ』で投手として活躍した野球解説者・岩本勉氏が熱弁をふるっている。

 やはりドジャース・山本と同等の成績を残して、エースとしてチームを優勝させて初めてメジャー挑戦が好ましいとしつつ、

《「彼がどういう考えでメジャー行きを訴えているのかは見えませんが、彼のピッチングは吉井監督ら球団の指導者やトレーナーといった周囲の支えがあって成り立っている。そこへの思いが足りないんじゃないか」》

 佐々木がプロ野球選手として成長できた背景には、吉井監督をはじめとしたチームスタッフの献身的なサポートがあってこそで、彼らを袖にするような自分本位とする考え方に苦言を呈したのだった。

「さらに言えば、入団から応援し続けてくれたロッテファンの思いもある。もちろんメジャー移籍は既定路線ではありますが、さも球団を“踏み台”するかのような、自分のわがままを押し通すかのような姿勢に呆れるファンがいるのも事実。

 プロ野球選手であると同時に社会人であり、引退後こそ人生は長く続きます。まだ22歳と、今は野球だけではない勉強も必要だと思うのですが、ここで“ゴネ得”を許すことは彼にとって果たしていいことなのかどうか」

 兎にも角にも佐々木本人と球団、そしてファンが納得できる契約更改をしてほしい。