30過ぎたら注意したい「老け見えポイント」

――では、逆に老けて見えるパーツというものはありますか?

平野「後藤さんが該当しますが、いわゆる欧米人タイプの美人でワシ鼻の方は、20代以降は骨がゴツゴツ目立ちがちなので老けて見えちゃうんです。あとは矢口さん、辻さんのような幅広めの平行二重は少し古い顔タイプかな?」

――SNSでも最近よく言われてますが、二重の幅はナチュラルに、鼻も“忘れ鼻”など小ぶりがいいという、顔のナチュラル志向ですね。

平野「そうです。歯並びなどは世界的基準なので整えるのはいいと思いますが、顔のパーツって流行があるから、なかなか難しいですよね。でも顔はそう変えられないのでメイクなどで流行に合わせることも若見えの欠かせないポイントだと思います」

――確かに、後藤さんはハイトーンの髪色や少し前のギャル風メイクを好まれるから、ちょっと流行遅れに見えるお写真もあります。

平野「みなさん顔はおきれいなので、メイクや髪型をアップデートするだけでじゅうぶん全盛期の美貌が取り戻せると思いますよ! ネットで言われるようなことも、そのような外見のイメージがほとんどだと思うので」

――確かに服装など見た目の第一印象って大きいですね。では、みなさんがこれからも美しくいられる、おすすめの施術方法を教えてください。

平野「みなさんそろそろたるみが気になる年齢だと思いますが、中でも歯並びを整える際に抜歯した方に特におすすめなのがリフトアップ効果が非常に高いウルセラです。

 歯を抜くと肌の基礎である骨格部分に影響があるのでたるみを起こしやすくなります。なので深刻なお悩みになる前のケアとしてウルセラを定期的に受けると、10年後の肌が全然違うと思いますよ!」

今回お話を伺ったのは…
平野正之先生
秋田大学医学部卒業、小田原市立病院勤務、各地で形成外科医として勤務。その後、美容外科クリニック入職を経て、令和3年より銀座高須クリニック勤務(instagram)。専門的知識が豊富で丁寧な説明と培われた技術で患者からの信頼も厚い。形成外科専門医、日本美容外科学会会員、日本熱傷学会会員