天皇ご一家による日赤本社のご訪問

'23年10月、日赤本社で開かれていた関東大震災100年の企画展にご訪問
'23年10月、日赤本社で開かれていた関東大震災100年の企画展にご訪問
【写真】高身長のイケメンと、アトラクションを笑顔で楽しまれた愛子さま

 昨年10月、関東大震災100年の節目にあたり、天皇ご一家は日赤本社をご訪問。これまでの救護活動で命を落とした医師や看護師などの慰霊碑に花束を手向け、震災の救護にあたった同社の活動を振り返る企画展を鑑賞された。

『皇室の窓』(テレビ東京系)で放送作家を務める、つげのり子さんは、雅子さまから感じた被災地への並々ならぬ思いについて語る。

「'18年9月、両陛下は九州北部豪雨の被災地をお見舞いされました。その際、車椅子に乗った高齢女性に雅子さまがすぐに気づいて駆け寄り、屈んで手を握って語りかける場面も。雅子さまは心から、被災地に心を寄せ、少しでも役に立ちたいという思いが強いのです。天皇ご一家は会話が多い家族ですから、災害ボランティアについてのお話も愛子さまと日頃からなさっているのではないでしょうか」

 愛子さまの日赤就職は、雅子さまをお支えすることにつながると、つげさんが続ける。

「昨年、雅子さまのお誕生日に際して公表された医師団の見解でも“体調に波がおあり”とのこと。大学院に進学したり、海外に留学すると雅子さまをお支えするタイミングが遅れてしまいます。現状を鑑みて、一刻も早く皇室をサポートされたかったのだと思います。雅子さまが『適応障害』になられたのは愛子さまが2歳のころでした。いちばん近くで見てきたからこそ、雅子さまを“支えたい、助けたい”との思いがお強いのでしょう。雅子さまが名誉総裁を務める日赤であれば、それが叶うとお考えになったのだと拝察します」